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【登山】中央線沿線 乾徳山 意外と長い道乗りの先に待っていたのは8mの鎖場だった!

記録
日程 2012年9月1日(土)
天候 曇り時々小雨
山行スタイル 日帰り
交通手段   電車&バス
主な行程は下記のとおり。
塩山駅(9:05)→乾徳山登山口バス停(9:37)→乾徳山登山口(10:10)→国師が原(11:25)→乾徳山頂(12:45)
下山
乾徳山頂(13:15)→乾徳山登山口バス停(15:45)
前週に登った金峰山より程近い乾徳山
金峰山の五丈岩で敗退したので、頂上付近で岩登りがあるという理由と前から行きたかったので乾徳山に決定。(軽くリベンジ気分)
前回の帰りの渋滞地獄を体験してしまったので、迷わず電車で向かいます。
塩山駅発の西沢渓谷行きの始発バスに乗りたかったけど、家を出る直前に朝っぱらからゲリラ豪雨。30分待ったら止んだので、一本あとの2番バス狙いで出発!
ばたばたして出発したので、行きにコンビニによらずに塩山で何か買えばいっか~ってな軽い気持ちでしたが、塩山についてびっくり!
コンビ二がない!”どころか空いているお店はお土産屋とキヨスクのみ・・・・。
さすがに信玄餅もって登山するわけに行きませんのでキヨスクをのぞきます。
田舎の駅のこじんまりしたキヨスクですので、おにぎりもなし!食料らしい食料はパンのみ。
今日の2人の食料は、菓子パン2個、プリッツ(サラダ味)、味つきゆで卵2個のみ!
ドリンクは販売機でお茶と水をゲットしましたが・・・
ロングプランなのに大丈夫か?
でももうバスが行っちゃうのでこれで出発です。
バスは人で一杯だったけど、臨時便がすぐにきて何とか乗車。しかもちょうど座れました^^
バスに揺られること30分登山口最寄のバス停到着です。
降りた人は、私たちと単独の男性ひとりのみ。みんな終点の西沢渓谷まで行くのかな?
靴の紐を締めなおしたりザックの調節をしていたら、おいてかれちゃいました。
バス停から登山口までは結構歩きます。
こんな感じで徐々に舗装道路で山のほうに向かっていきます。
乾徳山神社を過ぎたあたりから程なく砂利道になりさらに進みます。
約30分歩いたところで、やっと登山口です。
ここから土の地面の山道に入ります。
それにしても、人がいません。
混んでると自分のペースで歩けないので嫌ですが、全然人がいないとルートあってるのか?など余計な心配をしてしまう自己中な自分に反省。昔陣馬山~高尾山に縦走した時にコースを外れて高速道路に出てしまった経験がよぎります^^;
少しぬかるんだ山道を進みますが、これがずーっと登りです。急ではないのですが延々のぼりが続きます。
森林の中の登山は、楽しいのは始めだけで景色が見えないのですぐに飽きちゃいますね^^;
今回はバスですので、時間もあまりないことですし無心でズンズン登っていきます。
途中に水場があるはずですが、見つからず。スルーしちゃったかな?
こんな苔むした岩の道もあり、熊野古道さながらです。
2箇所目の水場は、みつけまして、もう飲んじゃった水のペットボトルに補充します。
ボトルを透かしてみると砂のようなものが底で無数に溜まっています(あまり飲みたくないな~)
まだまだのぼりは続きます。あまり角度はないのですがずーーっと登ってますのでボディーブローのように効いてきます。
こんな感じで2時間ほど登ると道はいったん平坦になります。
平坦な道を少し歩いた先には・・・・
でた! 今回の大ボス”乾徳山”があらわれた!
まだ登るのか~。
腹減っちゃったな~とは思っても奥さんの前では言えませんw
段取り悪かったので、少々ご立腹ですので・・・
ここが国師が原のようです。
ここからしばらくは高い木のない草むらのようなところを歩きます。
足場は、いつの間にか石だらけのガレ場に・・・。
扇原につく頃には、雲行きが怪しくなって来ました。
時より”ゴロゴロ”と雷の音が遠くで聞こえます。
実は奥さんは、雷が大の苦手なのです。
ちょっと音が聞こえるだけでかなりナーバスになっちゃって、”山の天気をなめちゃいけない”とか言いながら引き返そうモードに入ってます。食糧不足もあいまって本気で引き返そう!といってきます。
目の前に見えた頂を前にして引き下がりたくありません。ここまで登りつらかったしね^^;
予報では、雨の予報ではなかったのですが若干霧雨ぎみで降ってきました。
もうすぐだからと何とか説得して、雨具を着込んで再出発します。
天気は回復してませんが、もう一踏ん張りです。
まぁ、眺望は期待できませんね。いいんですなれてますので^^;
こんなとこ降りたり・・・・
こんなとこ登ったりと確実に頂上が近づいていますね。
そして最後の難関(お楽しみ)のこの岩の直登(約8m?)
奥さんはさっさと登りきっちゃいました。
自分も無事に登ることが出来ました。(よっし五丈岩のリベンジ達成!)
鎖場で心がけていることは、なるべく鎖を使わないで3点支持にて登ることです。
昔鎖場の宝庫の秩父両神山の登った際に、上級者のおじさんに
”鎖に頼っちゃ駄目だよ、こんなものいつ切れるかわからなんだから。どうしても使うなら補助程度にしておきなさい”
といわれたのを忠実に守ってます。確かに外に剥きだしの鎖はたいていは錆びていたりで痛んでいますし、鎖に頼って怪我したくないしね!
とかいっても、一箇所中腹ほどで足場がなくなって思いっきり鎖に頼っちゃったけどね!(テヘぺロ)
上りきったらすぐ頂上です。
むき出しの岩なので、下をのぞくと一気に天国行きですが、西穂で経験したのに比べたらなんちゃーないきにね(龍馬風)。でも油断大敵ですよ!
頂上でお昼!が定番ですが、頂上はごつごつした岩場な上に狭い。小雨降ってて風も強く寒いので、岩と岩の間で菓子パン一個づつ奥さんと食べて早めの下山です。
眺望も霧でほぼなかったしね ToT
帰りは来た道もピストンです。バスの時間も気になるので足早に下山します。
途中で鹿発見。急いで撮ったので体だけしか写ってないし・・・
帰りは雨が降ったり止んだりで、合羽着たり脱いだりで疲れました。っていうか自分が合羽着るとなぜが雨が上がるっていう自然の嫌がらせを軽く受けながらの下山でした。
雨でカメラの出し入れが億劫になり写真あまり取れませんでしたので長文失礼しました。
バス停まで降りてきたら、もう次は終バスしか残ってませんでした~。(危ない危ない)
まとめ
乾徳山は、始めは舗装道路から始まり砂利道、土道、ガレ道、岩登りと変化にとんだ非常に面白いコースだと思います。実際、長めの行動時間でしたが飽きませんでした。
電車&バスの方は、日帰りギリギリのコースですので早め早めの行動を心がけましょう!
あと塩山駅から登山口までは自販機しかありませんので食料は必ず持参してくださいね~(笑)
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