棒ノ折山 2012 靴慣らし編
記録
日程 2012年10月7日(日)
天候 雨のち曇り
山行スタイル 日帰り
交通手段 電車&バス
主な行程は下記のとおり。(白谷沢コースピストン)
飯能駅(10:20)⇒さわらびの湯バス停(10:55)→棒ノ嶺登山口(11:30)→東屋(12:36)→ゴンジリ峠(13:07)→棒ノ嶺山頂(13:18)
棒ノ嶺山頂(14:10)→棒ノ嶺登山口(15:35)→さわらびの湯バス停(16:00)
10月第一週目の週末です。天気が不安定で、せっかくの3連休ですが晴れ間は見られなそうですね。
土曜日は夕方から雨、日曜日は雨のち曇りと出かけるには微妙な天気。
天気予報では、日曜日は午前中で雨があがるとの事でしたので日曜日に山に行くことにしました。
土曜日のクライミングジムでの筋肉痛を伴いながら・・・
実は、新しく買った登山靴の慣らし履きを一刻も早くしたかったので週末は絶対山に行こうと決めていましたが、耐水チェックもかねて沢歩きのできる棒ノ折山にしました。
ちょうど登山を始める頃に雨があがるように時間を調整して出発しましたので、このときは雨が降っています。
当然行きの車中では、登山客など皆無です。憂鬱な雨の日曜日の午前中ですね。
飯能駅は初めて降りました。ひもの屋?
西武ライオンズ押しの駅ビルを抜けてバス停に向かいます。
”おーおーおーライオン、ライオン、ライオンズ♪”
応援感謝セール?開催中でした。
昔は優勝した時だけだったのに見境なくなったなぁ~
駅前からバスでさわらびの湯まで約35分です。
計算どおりバスに乗っている最中に雨はあがります。さわらびの湯のバス停を下りてすぐにこの看板が目に飛び込んできました。
「日帰り登山にしては十分すぎる装備で来ていますのでご心配なく!」
ここから登山口まで名栗湖にそって車道を歩きます。
有間ダムで、雨具を脱ぎます。
雨がどうやら完全にあがったようです。
見てのとおりの景色ですが、結構ダムを見に来ている人がいました。
この開放感がいいのかな?自分にはわかりませんでした。
11:30 入山
バス停より35分やっと登山口です。
序盤は森の中を進みます。登りも厳しくなくハイキング気分ですね♪
大きな岩を巻いて登ったりで変化があって飽きませんよ。
ただ、雨上がりなので岩や木の根は結構滑るので慎重に足を運びます。
さぁ、今回の楽しみである沢歩きが始まりました。
何回も沢をジグザグに渡ったり、時には水の中を飛び石を渡りながら進みます。
でました!ゴルジュ(峡谷)。この間を進みます。
沢歩きたのしーですね!高尾山にも少しだけありますが、規模が違います。
夢中で写真を撮りつつ進みます。
ところどころに大小の滝があったりで、その真横を登ります。
雨上がりのわりには水量もそれほどなくて、特に難所ありませんが滑るので油断は禁物です。
おろしたての靴もいい調子♪
ちょっと急
な岩を登ると楽しい時間は終了でした。
さてお次は何かな?
12:36 東屋
林道を渡り休憩所がありました。
団体さんがタバコ休憩してましたので素通りです。
もう下山してきた模様、この時点で12:30でしたので私たちより後に登ってきた人は数組ほどでした。
ここから楽しい沢歩きとはうって変わって急登が始まります。
途中に大きな岩があったので、昨日ジムで鍛えたクライミング技術を駆使して登ってやりました。
(裏から誰でも登れますが・・・)
ここから、嫌がらせのような階段地獄!人気の低山独特ですね。長年の雨で階段はえぐれていて、そこに水が溜まってぐちゃぐちゃ。登るには滑る丸太をつたわらなければならないです。
すれ違った山ガールさんたちは、かなりゆっくり慎重に降りてました。
いつも思うのですが、これだったら階段無い方がまし?かも。みんな脇の階段のないところを通っているようで左側にもう一本道が出来てました。
13:18 山頂
長かった階段地獄を抜けると頂上に出ました!
私達の登頂あわせて奇跡的にちょうど霧が晴れたようです。
すれ違った方に”ちょうど今景色がよくなったよ~”といわれました。
そして、まさかの1000m以下の低山での雲海!
先週の八ヶ岳の雲海も感動しましたが、今回のは違った意味で感動!
予想外のサプライズでした。
左に見えているのは秩父の山々ですね。右方面は都心ですが、今日は雲の中。
もう13時を過ぎていますので、頂上ランチです。
曇りで肌寒いので暖かいカップラーメンとおにぎりを持参しました。
いざお湯を沸かす為ストーブに火を入れようと黄色いレバーをカチカチしますが、何度やってもついてくれません。
まさかのおにぎりのみか?と大騒ぎしていたら、近くの単独のお兄さんがライター貸してくれました。
「その節はありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。」って、ここ見てるわけないかw
心優しいお兄さんのおかげで、暖かいランチにありつけ至福の時間を過ごせました^^
これからはライターはストーブとセットで持ってこようと心に決めた瞬間でした。
帰りは来た道を下山して、バス停の名前にもなっている”さわらびの湯”で汗とドロを洗い流します。
ここは入り口に足洗い場があって、便利ですね。帰宅後に靴洗う手間が省けました。
入浴料は800円で18時までです。内風呂と小さめの露天、スチームサウナがありました。
ここをでる頃には18時近くで辺りはすでに真っ暗でした。
バスと電車に揺られてきた道筋とまったくおなじで家路につきました。
まとめ
ここの一番の魅力はなんと言っても”沢歩き”ができることです。
そこそこ長い距離を歩けるし、その間に滝やゴルジュを通ったりで写真ばっかり撮っちゃいましたね。
東屋(林道を横切る場所の休憩所)を過ぎると、今まで楽しかったのが一転急登&階段地獄になります。
しかし、頂上の眺望がいいので苦労した分報われますよ。
あまり長くないコースなのでお手軽に登れる山としては、十分楽しめるのではないでしょうか。
奥多摩方面へ抜けるコースもあり天気がよければ試したかったですね。
人気の山というのも納得でしたね。