いけるところまでいってみよう

おでかけ、登山、体験談などなど・・・

鳳凰三山縦走 2012  その1

記録
日程 2012年10月13日~14日
天候 晴れ
山行スタイル 1泊2日の山小屋泊
交通手段   電車&バス
主な行程は下記のとおり。(初日のみ)
甲府(9:00)⇒夜叉神の森(10:20)→夜叉神峠(11:04)→杖立峠(12:20)→苺平(13:25)→南御室小屋(13:50)
皆さんは登山という趣味を、どのような目的で楽しんでいますか?
ピークハント、非日常の景色、自然の雄大さに触れる、森の木々の香り、沢や滝の清涼感(マイナスイオン)、翌日(翌々日)の筋肉痛の快感!?などなど。。。
自分は、すべてですが上記のほかに健康の為ということもありました。確かに足腰が鍛えられて日常生活で感じられる程に強くなった気がしますし、筋肉痛が残る山行の後はなんだかパワーアップした気がして年甲斐もなく辛いですが楽しいですね。
でもダイエットや減量の類で山を登ることはお勧めできませんね。
登山中は、カロリー不足にならないために高カロリーな補給をして登山後にお腹へって結構食べちゃって消費カロリーの倍以上補給しちゃてるような気がします。
結果、毎週山に行く3ヶ月でしたが体重増えました^^;
鳳凰三山縦走(初日編)
今シーズン最後の山小屋泊は、オベリスクで有名な鳳凰三山縦走をしてきました。
南アルプスの前衛峰で初心者でも比較的歩きやすいのに変化にとんだ山歩きが楽しめる山との触れ込みです。
名前もかっこいいしね!
今回は直近の3ヶ月間は毎週末は欠かさず登山という山馬鹿な生活をして、かつてない筋力・体力・気力の充実をもって臨みました。
先々週の八ヶ岳でさほど疲れを感じなかったプラスなにより自分の体力に過信していたので、あまりよく考えずに決めてしまいましたがこれが後に痛い目にあうことに・・・。南アルプスをなめちゃいけないですね。。。
6:30 中央本線車中
乗りなれた中央本線にて夜叉神峠の最寄り駅の甲府に向かいます。
この時間は登山客が5割以上ではないでしょうか?老若男女のハイカーさんが電車に溢れています。
9:00 甲府駅前バス停
15分前についたのですが、もうバスのホームに乗り切れないほどの登山客で溢れています。
臨時バス含め3台で向かいます。大体の登山バスは座れるように配慮してくれて臨時便がお客の数にあわせてでますので、安心ですね。
鳳凰三山への入り口である夜叉神の森で下車したのは、4,5人で残りの方たちはさらに奥の広河原へ向かいます。北岳方面縦走ですね。みんなザックが大きかった@@
10:20入山
バスを降りた向かい側にすぐ登山口はありますので迷うことはないと思います。
登り始めは森の中を歩きます。
傾斜の緩やかで、歩きやすい道が続きます。近所の日帰り登山で行く山の雰囲気ですね。
11:00夜叉神峠
最初に眺望が開けたので、朝買ったコンビニのおにぎりで軽くランチします。
目の前の白峰三山(右から北岳間ノ岳農鳥岳)がおかずがわりですね。
天気も気温もとても気持ちよく最高ですね。半袖でOKです。
ちょっと登るところもありますが、長くは続かず比較的楽に歩けると思います。
南アルプスの森を楽しみながら進みます。
途中で下山してきた山の先輩方に、ポールの使い方のレクチャーを受けます。
他人と話が出来るのも山の醍醐味ではないでしょうか?みんな気さくでいい方々でした。
12:20杖立峠
鳳凰三山特有?の錆びた塔ですね。この後要所要所で見かけることになります。
なんかジメっとしていてあまり好きじゃないので写真を取って通過です。
コースの要所要所の通過時間はいちいちメモしませんので、デジカメ撮影時間から割り出してます。
杖立峠で休憩している方が結構いましたが、もう20分ほど進んだこの広場のほうが日が当たるし開けていておすすめですね。結構平地だし。
そういえば、私と奥さん休憩は食事以外はほとんどしません。その代わり無理のないペースで歩いてますが・・・。景色がいいところでは写真のために時間を取りますが、常に景色見たり撮影していて座っていることはないですね。
もはや地名ではなく案内板の土台でもこの塔が登場です。木の立て札だと折れちゃうので、あまりこまめに手入れするのが大変だからかな?
誰もまわりにいなかったので登ってみました。まだ元気ですね。
13:00山火事跡かな?
ここの前後は少しの間このように開けた道になります。
天気がいいと空が見えるだけで、いい写真になりますね。雲も多少あったほうがいい!
再び深い森の中へ。
他人のブログなどを見ていると変化のない森を延々と歩かされ・・・・的なことを書いている方が多かったので覚悟してきましたが、森は森でも何気に変化があって思ったより楽しい♪
ただ、雲取山なみに眺望は木々にさえぎられて無いけどね。
13:25苺平
薄暗い何もない場所。平って言うのには狭すぎるし、苺どこ?
南アルプスの山のネーミングは安易過ぎて、名前つけたやつ出てこーい!となりますね。
北岳白峰三山に一番北というだけで・・・。富士山に次ぐ日本2番目の標高をもち火山ではない山では日本一。隣の間ノ岳にいたっては”間”って・・・・。そのままやん!
どうやら南アルプスには、テキトーな人が多いのかな?
自分で作った看板に”?”って、こっちが”?”じゃい!
まぁ、どこの山でも見かける”やまを汚さないで”系の看板ですが、ひねる方向間違ってない?
サルも困り面にみえますよね、左手首変な方向曲がっちゃってるし。
こんな倒木も放置してあるのが南アルプスの魅力なのです。
ワイルドだぜぇ~(そろそろ死語?)
13:50南御室小屋
夜叉神の森登山口からここまで昼休憩いれて3時間30分で到着です。
途中にある立て札のコースタイムは、冬季用なのかまったく当てになりませんね。
無雪期で天気がよければ3~4時間(休憩抜かして)あれば十分だと思いますよ。
本日お世話になる山小屋ですので先に受付を済まします。
2食付でお願いしたので夕食17:30、朝食は6:00からでした。
この日は20名弱の団体さんが2組いましたので、結構混んでいる様子。
スケジュール的には明日のほうが行動時間が今日の倍近くあるので基本まったり過ごしました。
標高がここで2400mくらいで、日陰だと結構寒いですね。
そういえば、ここに泊まる予定の人は小屋番さんのブログがありましたので要チェックですね。
気温とか紅葉状態も記事にしてくれますので、参考になりました。
この小屋は定員70名ほどで規模もあまり大きくないので、談話室なるものは無く食堂や下駄箱のあるスペースが休憩スペースになっていましたね。この日はとりわけ寒かったので、薪ストーブのまわりはこの後大人気スポットになりました。
17:30夕食
質素ですが、山で食べる食事はみんなうまいです。
寒かったのでとりわけ味噌汁はうまかった^^。
オカズが少ないですがご飯と味噌汁はお代わり自由ですのでご心配なく!
消灯時間は早めの20時でしたので、明日の縦走に備えて早めの就寝です。
ちょっと寝つきが悪かったけど5,6時間は寝れたと思います。
さぁ、明日はメインである鳳凰三山の縦走です。
天気も本日同様晴れの予報で期待が膨らみます。
このときは、あのきつ~い下山があることを夢にも思いませんでしたけどね・・・。