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鳳凰三山縦走 2012  その2

記録
日程 2012年10月13日~14日
天候 晴れ
山行スタイル 1泊2日の山小屋泊
交通手段   電車&バス
主な行程は下記のとおり。(二日目のみ)
南御室小屋(6:20)→ガマ石(7:00)→薬師岳小屋(7:30)→薬師岳山頂(7:40)→観音岳(8:20)→賽の河原(9:40)→昼食一時間(10:30)→オベリスク(10:45)→アカヌケ沢の頭(11:20)→高嶺(12:00)→白鳳峠(12:38)→樹林帯(13:11)→白鳳峠登山口(14:37)→広河原バス停(14:55)
体は疲れていましたが、なかなか寝付けませんでした。多分消灯後2時間ぐらいはボーっとして過ごしていたような気がします。隣にいる奥さんはぐっすり寝てましたが。。。
次に気がついたのは夜明け前の3:45でした。すぐに寝れそうもなかったので、トイレついでに外にでてみると、雲ひとつない満天の星空でした。
急いで寝床へ戻り奥さんを起こしましたが、嫌な顔されました^^;
何とか写真の収めようと、夜景モードにしたり色々やってみましたが安物のコンデジでは無理でした。。。
気温はー1℃と長居は出来ませんので、もう一眠りしようと寝床に戻りますが、4:30から団体の方たちが暗闇の中出発準備のためにぎやかになります。おそらくご来光を薬師岳頂上でみるのでしょうか?5:00には出発して静かになりました。
鳳凰三山縦走(南御室小屋~観音岳編)
6:20南御室小屋出発
外も明るくなり朝食を頂き私たちも出発します。
小屋の左手から登り始めます。小屋泊まりの人はほぼ出発した後で、私たちは最後の方でした。
いきなりの急登ですが、長くは続かず引き続き森の中を進みます。
紅葉も終わりかけでしょうか?落ち葉が赤くてキレイでした。
ガマ石というところで、少し眺望が開けて来ましたのでペースをあげて上ります。
大きな岩が出てきたということは、そろそろの合図。
7:10砂払岳
上り始めて50分、ついに森林限界を突破しました!
一気に眺望が開けます。
後ろに富士山、正面に北岳とNo1とNo2に挟まれている!
ここから地蔵岳までは稜線歩きになりますね。
思わず写真バシャバシャとって長居しちゃいました。
振り返ると富士山がきれいなシルエットで佇んでいます。
さすが山梨、いつもよりでっかく感じました。
この後ずーっと富士山を背負いながら歩きます。
先ほどまでの道とはうって変わって空と岩と砂の別世界を進みます。
鳳凰三山の第一の刺客、薬師岳が姿を現しました。
頂上付近のみ巨大な岩の集まりで不思議な感じですね。
7:30薬師岳小屋
薬師岳山頂へ向かう途中にある薬師小屋の到着です。
すでに皆出発した後かひっそりしていましたが、昨晩は満室だったそうです。
ん?なんか後ろに見えますね。
アップでどうぞ!
熊鈴がうるさいってことかな?
確かにご来光目当てで夜明け前に結構な人が通過するかもね。気をつけましょう!
来た道を振り返ると砂払岳と富士山と紅葉が・・・
雲海が幻想的ですね。こんなところ歩いているんだと思うとテンションあがりますね。
7:40薬師岳山頂
小屋からすぐに山頂到着。
山頂はとても広い砂地でした。
ここで荷物をデポして、先ほど見えた岩の塊に向かいます。
重い荷物から一瞬開放されて、するすると岩場をのぼりました。左手の岩にも登ったけど途中で怖くなってやめました@@;
まだまだ序盤戦ですので、無駄な体力は使えません。
薬師岳で少し遊んでテンションがあがったまま鳳凰三山最高峰の観音岳に向かいます。
とても気持ちいい尾根道でしたので、少し走ってみました。(おい!体力の温存はどうした!)
左手には北岳と紅葉した観音岳の斜面が見えます。
北岳はこのあとずーっと森林限界まで見ることが出来ます。
こんなに見えたらいつか登りたくなりますね。
観音岳への尾根道も砂の稜線歩きです。
傾斜があると砂が崩れて登るのが大変です。
8:20観音岳山頂
360°のパノラマの景色を見ながら歩いているとあっという間につきました。
2841mで今回の最高到達地点ですね。
鳳凰三山で一番高いとあってここからの景色が一番きれいでした。
しばし北岳と早朝のピロートークを楽しみます。
その荒々しい山容をみているとこちらが女性の気分になっちゃいますね。
ここから見ると北岳白峰三山を率いているかのようで男らしさが引き立ちます。
全部3000mオーバーのつわもの達です。
右手前方に先々週登った八ヶ岳がクッキリ!
登った山を別の山から見るなんて、何て贅沢なんでしょう!
山に登らなければこんな景色見れなかったなぁ~としみじみ実感。こんな景色は写真だけの世界だと思ってましたが、いざ目の前にすると圧倒されますね。
天気もいいし最高!
奥さんも満足そうです。
何かのポスターに使えないかな?無理か^^;
まさに至福の時間が流れます。
でも、お楽しみはこれからです。
鳳凰三山の最後に待ち構える”アイツ”に向かって、足をすすめます。
もうひと峰を越えなければ、最後の地蔵岳にはたどり着けません。
登って下るは山歩きの基本ですので・・・。景色に心を奪われ気がつきませんが地味に体力は奪われていきます。
後で写真見てびっくり。結構な傾斜を登り降りさせられていたんだね^^;
白かった砂が、さらに白くなります。
ていうか、ここどこ?っていう景色です。
はじめてここに来た人はどのような気持ちだったのでしょうね?
下山しても、信じてもらえなかったんじゃないかな?
天気に恵まれ、写真撮りまくってしまいました。
乗せたい画像が沢山ありますのでひっぱるようで申し訳ありませんが、地蔵岳~下山までは、別記事にてアップしようと思います。
次回!
乞うご期待?!