瑞牆山&金峰山 初テント泊 その2
第二日目
ふと目が覚めると、4時前でまだ外は真っ暗でした。
9時から意識が飛んでいましたので6時間以上はたっぷり寝たことになりますね。
テント体質かな?山小屋よりぐっすり寝れちゃいました^^
まだ外は暗いけれど、まわりも動き出しているようなのでテントの前室で朝ごはんを作ります。
食事の画像は一切ないので、文字だけで・・・
かに雑炊で寝起きの弱っている胃にやさしく補給します。
締めはやっぱりコーヒーでね(もちろんインスタントだけど)
今日の金峰山方面はアイゼン必須ということなので、ちょっと楽しみです。
実は前日あわてて会社帰りに石井スポーツで軽アイゼン(6本爪)を購入してきましたので新品です。
なれない朝の準備で手間取り結局テン場では最後の出発でした。
小屋の裏側を登っていきます。
昨日の疲れも少し残ってますが、早朝の雲海を見たさに先を急ぎます。
途中木の隙間から南アルプスが!
久しぶりに高山の雲海を見ると圧倒されますね。
見えた瞬間思わず”お~~”と声に出てしまいます。
山での開放感でしょうかね、いい景色が見えた瞬間は誰でも口に出さずにはいられないのでしょうね。
たまに通勤電車の中で他の人のブログの絶景写真を見ていて山にいる気分で一人で声に出してしまった時ほど恥ずかしい時はありませんがこれは別の話・・・。
大日小屋まではこのような眺望のない樹林帯ですのですが、雰囲気が八ヶ岳の南沢を彷彿させるルートで気持ちいいです。
テントは3張りほどありました。
ここまで担いでくる体力は今の自分にはないかな?
富士見平からここまで40分ちょっとかりました。
右端は八ヶ岳です。
登山道がえぐれていてそこに雪が溜まって凍結していますのでアイツの出番です。
思ったより装着は簡単で6本爪ですが、この時期なら頼りになる奴です。
こんなに違うなんて・・・・なんてちょっと感動してみたり。
でも、ここからは景色が見放
題ですよ!
もう少しで行くから待っててね~~
危険はありませんが、風も強く体力は徐々に奪われていきます。
楽しむ余裕はあまりありませんでしたね。
八ヶ岳もバッチリ!
大弛峠ルートは、かなり楽でしたが反対側のこちらのルートは結構きつかったです。
同じ山でもルートが変わればこんなに違うのかと実感!
写真じゃわかりませんが、かなりの強風でまっすぐ歩くのも困難なくらいの強風がときより吹きつけます。
風の通り道の五丈岩まえの広場には誰もいませんでした。
ここまで来たのですから、金峰山の山頂にも行っておきます。
微妙に歩きにくい岩の先に山頂はあります。
岩の陰に隠れてコーヒーで温まりましたが、飲み終わるとすぐに冷えてきますので早々に退散しました。
富士山だけは絵にかいたようにきれいに見えます。
アイゼン楽しい!けど気がつくのがちょっと遅かったね。
冬になったら少し雪の上歩きたいと思います。
最後の方は結構へばっちゃって写真も撮る余裕がないなか下山です。
砂払いの頭からは樹林帯で基本眺望がないので、退屈な道のりでしたので小屋が見えたときは嬉しかったですね。
ちなみに山頂から3時間かかりました。
水ばっかり飲んでいたので無性に炭酸が飲みたくなり小屋で購入。
缶ビール500円、コーラ400円でした。
しばし放心状態で休憩しますが、もうお昼過ぎでゆっくりしていられませんでした。
テントの撤収と最後の下山が残ってますので・・・。
テント楽しい!
これに尽きますね。
過去2回の山小屋泊ではあまり熟睡できなかったけど、テントはぐっすり寝れました。
プライベートな空間が確保できるのは大きいですね!
今回お世話になった富士見平小屋のテン場はとても広くて隣の人との距離もそこそこ会ったので、全然気を使わずに過ごせました。
ベースキャンプ的な使い方が出来てテントのよさを最大限に生かせたのが大きいです。
こんな絶好の場所はそうそうないので、デビューにはお勧めの場所ですね!
ただ、こんなに重い荷物を担いだまま縦走とか出来る気がしませんのでかなり体力をつけなきゃいけなくなりました^^;
もう若くないので、どれだけつくかわかりませんが夏に向けてすこしづづ頑張っていきたいと思います。