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遥かな尾瀬♪ テント泊その1

 

 

記録
日程 2013年7月6~7日(土日)
天候 両日とも曇りのち雨
山行スタイル 1泊2日テント泊
交通手段   新宿から高速バスで大清水まで(片道3500円)
 
 
 
初日行程
大清水 11:10
一の瀬茶屋 12:12
三平峠 13:14
尾瀬沼山荘 13:28
尾瀬沼ヒュッテ 13:49
テント設営
大江湿原周遊 15-16時
 
 
夏が来れば思い出す♪
はるかな尾瀬
 
ってことで、尾瀬に行ってきました。
 
 
話は飛びますが、日曜日に帰ってきたら東京はいつの間にか梅雨明けしていてむちゃくちゃ暑いですね。
梅雨明けから10日間が最も気温が上がるということで今週は熱中症に注意しましょう!
 
 
・・・・・
 
なんて言っている場合じゃありませんね。
 
山ノボラーにとって富士山も開山してアルプスをはじめ夏の高山が一気に解禁で、どこにいこうか?楽しい悩みが続く季節となりました。
 
そんな楽しい気分の中、気分は焦る一方です。
なぜならテント持ち運ぶ体力が一向につかない・・・
 
 
 
今年は縦走無理だな・・・
 
 
 

突然ですが、代々木駅から今回の旅は始まります。

高速バスターミナルから登山口の大清水まで一直線!
 
いつもは電車とバスを乗り継いで登山口に行きますが、楽ですね!
 
ん?いつもと一緒か!
 
 
 

バスに揺られること4時間弱で今回の登山口の大清水に到着です。

バスは戸倉経由していきますので、鳩待峠からのアクセスもこのバスでOKです。
実際乗客の8割は戸倉で下車して、大清水まで行ったのは私たちを含め3組ほどでした。
 
帰りもここからバスに乗りますので、さっさと出発です。
 
 

大清水登山口は林道から始まります。

右は駐車場で1日500円です。
本日は東京も30度オーバーで、こちらも結構暑い。
 
 
 

入ってすぐに神社発見。

旅の安全を祈ります。
 
 
 

一の瀬茶屋までの約3.5キロ、たっぷり一時間はこの砂利道を歩きます。

はじめは森林浴をしながらで楽しみましたが、眺望が全くなく準備運動を通り越して飽き飽きしちゃいました。
 
 
 

ちょうど一時間ほどで一の瀬茶屋到着。

早くも休憩を取ります。
もう12時過ぎですので、下山者としか会いませんね。
 
 
 

ここから林道は終わり登山道に入ります。

尾瀬の徹底した自然管理は、登山者と協力のもと成り立っています。
 
 
 

結構な水量の渓谷沿いをすすみます。

水の音は涼しげでいいですね。
 
 
 

尾瀬の植生は、いろんな植物の宝庫。

いつもとは違い雰囲気の登山を楽しみます。
 
 
 

3段の滝がお出迎え。

先々週の八ヶ岳が森の山ならこちらは水。
豊かな水の恵みを今後感じることとなります。
 
 
 

まだまだ普通の登山道ですが、少しづつ尾瀬の象徴の木道が出てきます。

危険箇所もなく非常に歩きやすい道です。
 
 
 

登山道に入ってから30分ほどで眺望が開けましたが、尾瀬はまだまだ山の向こう。

お楽しみは、まだまだとっておきます。
 
天気は曇りですが、たまに太陽が出てくると蒸し暑くなるのでむしろ曇りでOKです。
 
 
 

 

 
 

しばらく進むと完全に道が木道になってきました。

尾瀬全体に張り巡らせてあるこの木道は”右側通行”のようですのでお間違いなく!
 
なんとなく右歩いていましたが、正式にはブログを書いている今知りました@@
 
 
 

木道が現れてすぐに三平峠到着。

森の中で眺望はありませんので、この看板のみが目印ですね。
 
ここが本日のピークですので登りは終了、尾瀬沼までは下りに入ります。(嬉しい♪)
 
 
 

歩きやすい木道と気持ちのいい森を程なく歩くと、木々の間から尾瀬沼が見え始めます。

もうすぐだ!テンション上げ上げで進みます。
 
っていうか、思ったより尾瀬沼でけぇ~~!
 
 
 

13:28 尾瀬沼山荘に到着です。

建物が山小屋の域を超えて、下界のそれと大差ありありませんね。快適そう♪
 
ややこしいけど、今回のキャンプ地は尾瀬沼ヒュッテですのでもう少し先です。
ここから燧ケ岳をみながら尾瀬沼沿岸を移動します。
 
 
 

尾瀬沼百名山の燧ケ岳。

天気がよければ逆さ燧ケ岳もきれいに見えそうですが、あいにくの曇り空。
 
自分の沼のイメージをはるかに超えた大きさに圧倒されました。
 
池→沼→湖の順に大きくなりますが、違いに明確な基準はないそうです。
 
 
 

森を抜けると楽園が待っていました!といっていいような景色。

山の中にこんなのがあるなんて信じられませんね。
 
 
 

尾瀬沼山荘から20分ほどで目的地の尾瀬沼ヒュッテ到着です。

とても立派な建物で、お風呂も入れますし電気も東京電力だけに通っているようですね。
 
早速予約しておいたテント場の受付(1人800円)をして、案内図にてサイトを選びます。
 
 
 

水場は歩いて1分のトイレにあります。

トイレに水場とはイメージ悪いですが、れっきとした飲料水で”尾瀬のおいしい水”で冷え冷えです。
 
左手前がビジターセンター、左奥がなんと売店でお土産も売ってます。
右奥がトイレになりますが、滅茶苦茶きれいです♪
 
バイオトイレですが、山小屋のそれとは別物のハイテクで水洗ですので臭いません。(一回100円)
こんなトコ経験したら、奥多摩小屋のトイレなんて使えませんね^^;
 
 

ビジターセンターでは、天気や案内など情報が得られるほかこの日は19:30から蛍の鑑賞会があるみたいです。

行こうと思ったけど、寝ちゃいました・・・
 
 
 

さぁ、噂のデッキサイトのテント場です。

かなり広いので、5,6人用のテントでも問題ないんじゃないでしょうか?
 
整地の必要もなく、浸水の心配もありません。周りは森で静かだし最高ですね!
 
 
 

テントを張り終えてもまだ3時でしたので、近くの大江湿原を散策。

 
イメージしていた尾瀬がそこにはありました!
 
そう、広い湿原と木道です。
花はちょうど水芭蕉が終わった頃でしたが、ニッコウキスゲのつぼみがいっぱいありました。
 
 
 

大江湿原から尾瀬沼を望む。

きれい過ぎて現実感がないくらい。写真じゃ全然伝えられないのが残念orz
 
 
 

尾瀬沼から流れ出る川の透明度がハンパない!

結構深かったけど底までバッチリ見えました。
岩魚がたくさんいましたよ。
 
 
 

ここは福島県だったのですね・・・。

頑張れば、福島、群馬、新潟と3県歩けますね。
 
 
 

早咲きのニッコウキスゲを発見!

ピーク時の風景写真がビジターセンターにあったけど圧巻でしたね。
混んでいるのがわかっていても来たい!と思える風景です。
 
 
 

こちらは、レンゲツツジの生き残りでしょうか?

こんなにもたくさんの花々が自生しているなんて驚き以外の何物でもありませんね。
まさに自然の神秘。
 
 
 

今は、コバイケイソウの季節でしょうか?

一番目立ちましたね。
 
 
 

ゆっくり散策しているとかなりの団体さんが通過していきます。

首からニックネームの名札を下げていて、どうやら”山コン”の方々たちの様子。
少なく見積もっても30人以上はいたんじゃないでしょうか?
それが一列になって歩くとある意味すごい光景ですね・・・
 
実はヒュッテで着いてすぐに前のウッドデッキでおやつ食べていたら、ちょうどこの団体さんが到着して向こうはランチタイムだったようで360度囲まれて困惑しました^^;
 
 
 

一時間ほど写真撮ったりして散策した後は、お風呂です。

尾瀬の水がかけ流しのお風呂を、日帰り入浴できます。
 
お風呂は4,5人入ればいっぱいとそんなに広くないですが清潔感があって気持ちいです。
ヒュッテ宿泊者の夕食の時間に合わせて外部入浴者に開放されますので、空いていて快適でした♪
 
 
 

入浴後は、夕食タイム。

八ヶ岳に引き続きカレーです。
 
Q:なんで山で食べるカレーってこんなにおいしいのでしょうか?
A:だって、カレーだから
 
正解!
 
もう一品はリゾットでしたが、水から煮込まなければいけないのにいきなり熱湯を入れて煮込んだので失敗。
次回は気をつけます^^;
 
 
ヒュッテの前のウッドデッキで食べましたが、ヒュッテの食堂からは焼き魚のにおいが・・・。
風呂有、電気有、魚有、売店有、ビールは安い!とちょっとした旅館ですね。
 
今度泊まってみようかな・・・(羨ましかったので)
 
 
 

テント場への帰り道に電気のついている建物発見!

看板に”CAFE ピザ、コーヒーあります”だって。
リゾート地か!ってくらい充実していて一瞬山にいることを忘れてしまいますね。
 
本日はこれにて終了!
夜は雨が降ったりやんだりで、あまり寝れませんでしたが奥さんは爆睡してました。
 
 
明日は早起きして燧ケ岳に登ります。