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塔ノ岳2013 表尾根から再び!




記録
日程 2013年10月14日
天候 晴れのち曇り
山行スタイル 日帰り
交通手段   電車&バス



行程
08:38 ヤビツ峠
08:59 富士見山荘前登山口
09:47 二の塔
10:11 三の塔
11:13 政次郎の頭
11:28 新大日
12:02 塔の岳  12:57
13:10 金冷し
13:51 鍋割山
15:02 二股
16:10 大倉バス停


先月までの夏の高山シリーズで散在してしまい登山貧乏となってしまってます。
最後にもう一回ぐらいどこかアルプスに行けそうですが、槍ヶ岳へ登ってしまい燃え尽き症候群的な気持ちもあり今シーズンに高山はもういいかな、、なんて思っています。

よって、手軽に日帰りで行けて費用負担の少ない近場の低山シリーズを春先以来、再開することとします。

まだまだ低山ならいけるところは山ほどある!っというわけで秋山シーズンに向けて体力維持のために手始めに丹沢に向かいます。




7:35の始発バスに乗るため、小田急線の秦野駅にきました。
世間は3連休のちょうど中日の日曜日。こんな近場の丹沢なんか空いているだろう!と思ってきましたが・・・・

奥のミスドの前がバス停ですが、そこからずっとこの長蛇の列!
私たちが並んだ後も列は伸び続けてこの後20Mは列が続いていました・・・

臨時バスの4台めに何とか座って乗車出来たので、ヤビツ峠までの40分はうたた寝しながら快適でした。
あと2,3台は臨時バスが出たんではないでしょうか?




無事にスタート地点であるヤビツ峠に到着。
トイレを済まし軽く準備運動をしてスタート。
最初はしばらくアスファルトの車道歩きです。




4台目のバスで来ましたので先行者がたくさんいます。
準備運動にはちょうどいい距離感です。




20分ほどで登山口到着です。
ここから本格的な登山道に入ります。
もっと早い時間に来たいですがバスがないので仕方がないですね。




始めから結構傾斜があってなかなか登りごたえのある道です。
低山の踏み固められた土の上は何か久しぶりの感覚で歩きやすかったです。




まだまだ序盤で体力満タン!
急な登りも楽しんで登ります。




ちょっとした広場に着くとたくさんの人たちが休んでいる!
4台目のバスでしたので、ここから一気に先行者を抜かしにかかります。

天気がいいので日なたは半袖でも暑い。




30分ほど歩くと見晴らしのいい斜面に出ます。
去年もまったく同じコースで登っていてうっすら記憶に残ってますが、適度な傾斜、広さ、眺望・・・ここの登りは好きです!




相模湾が見えますね。
山から見る海は何度見ても新鮮で綺麗。
暑いので若干もやっちゃっているのが残念ですが、十分開放感がある景色ですよ。




晴れの予報なのに行く手には雲が増えてきているのが気になる。

登っている途中に単独のおじさんが、
”丹沢50年ぶりだ~”
と言いながら登っていたのでお話してみるとなんと70歳の方でした。
若いころ登っていたのですが、剱岳北岳を登らなかったのがどうしても心残りで最近登山再開したそうです。

老いも若きも同じ道を平等に登る、こういうところが登山の好きなところですね。




この低木のトンネルも覚えていました。
表尾根は変化があって楽しい!




09:47 二の塔
ここまでノンストップで、ここで休もうと思って登ってきましたが案の定満席!
三の塔まで行っちゃうこととします。




右の建物があるところが三の塔。
二の塔からはプチ縦走。下って登っての連続でピークを越えていきます。
ここら辺から新大日までが表尾根の核心部ではないでしょうか?




少しきつい傾斜の部分はこのようなきれいな階段や木道で整備されていて年々歩きやすくなっているのが実感できます。
この日も所々で木道の設置工事をやってましたので、さらに歩きやすくなりそうです☆




10:11 三の塔到着。
ここは広いのでさすがに休めるだろうと思ってましたが、結構人でいっぱいでした。
そろそろ休まないと先が持たないので、10分ほどおやつ休憩。




ここからの眺望は素晴らしい!
海側もそうですが、おすすめなのはこれから向かう塔ノ岳までの尾根道が一望できるところ。
真ん中の一番高いピークが塔ノ岳、まだまだ結構遠いですが、ワクワクしちゃいますね。




お地蔵さんも変わらずも元気^^
多くの登山者を見送っているのですね、ご苦労様です。

ここからは若干コースがきびしくなり、急降下と急登が出始めます。




少し鎖とかがあると渋滞が・・・
通過してみると大したことない場所ですが、鎖場は一人一人通過するのを待たなければなりませんので仕方ありませんね。鎖なくても問題ないレベルですが、事故防止ですかね。




景色でも見てノンビリ待ちます^^
富士山が具の雲のサンドイッチ。
このころまでは見えましたが、この後どんどん雲が増えて見えなくなってしまいました。




ここが本日一番の渋滞の元です。
でこぼこしていて手掛かりが豊富なので鎖なしでも全然オッケーです。
鎖使っちゃうと逆に時間かかるような気が・・・




順調に縦走をこなして新大日まで来ました。
ここで少し休憩をとり、塔ノ岳へラストスパート。
あとは2,3の小ピークを越えるだけとなります。




あんなに良かった天気も山頂にし近づくにつれてまさかのガスが・・・
確か去年もこんなだった気がする^^;




12:02 塔ノ岳山頂 到着。
あ~~ガス><

デジャヴ!デジャヴ!
※昨年の画像の使い回しではありません。。。

山頂はちょうどお昼時、かなりの人で賑わっていて座る場所を探すのに苦労するほど大盛況!




恒例のお詣りですが、塔ノ岳って信仰の山だったけ?
下山の安全祈願をします。




なぜか一面ガスで肌寒い!
何気に疲れてしまったのでここでお昼にします。
カップラーメンが美味しく感じました。

時間と体力に余裕があったら丹沢山に行こうと思っていましたが、即却下。
結構疲れちゃってます。




一時間ほどたっぷり休憩して下山開始。




金冷しまでは、大倉尾根名物の階段地獄。
降りただけで登ったことないけど、この階段が最後にあると思うと登る気が失せますね。




金冷しで、まだ時間的にも余裕(体力的にはなし!)があったので、思い付きで鍋割山に向かうこととします。
鍋割山に行ったことがなかったということと、大倉尾根昨年下りましたが最後の方は単調であまり面白くなかった記憶があったので。




鍋割山方面にむかうとさっきまでの喧騒がうそのように、人が少なくなってきます。
こちらからは下りが多くて楽でした。




静かな雰囲気と平坦な道、所々にある木道・・・なんか公園を散歩しているみたい!




静かですが所々に眺望がある尾根道は気持ちよかったです。
傾斜もきついところないし景色を楽しむ余裕がありました。




分岐から40分ほどで鍋割山到着です。
多くの人が鍋焼きうどんの小鍋をもってうろうろしてました。

先ほどお昼食べたばっかりでしたので、今回はパスですがとってもおいしそうで寒くなってくるこれからの季節は絶品ではないでしょうか?

鍋割山は鍋焼きうどんで有名ですが、小屋主である草野さんの歩荷記録も有名です。

歩荷の記録

ビール2ケースとプロパンガス2本って・・・人間じゃない!




金冷しからここまではあまり人がいなかったのですが、山頂はかなりの人で賑わていましたね。
心なしか塔ノ岳よりも若い人が多くて平均年齢が低めだったです。




もう2時とあまり時間もなかったので、写真を撮っただけでそうそうと下山開始。
こちらは初めてのルートとなります。




なかなかの急降下が続き、一気にももの筋肉がやられてしまいました。
まだまだトレーニングが足りませんね><




一気に1000ⅿほど降りてきました。
ここら辺からは心地いい水の音を聞きながら沢沿いに下ります。




もうすぐかな?と思ってたら、まさかのあと4キロ・・・
結構足にきちゃってるんだけど。。。




二股からは地獄!?の林道歩き。
単調で景色もなくかなり退屈でした。




林道を休みなしで一時間みっちり歩かされてやっと脱出できました。
こんなの最後にあるの知らなくってすっごく長く感じました。

大倉のバス停に着いたとたんにタイミングよくバスが来ていたので急いで乗り込んで渋沢駅




2駅隣の東海大学前にて下車して定番の”さざんか”にて汗を流しました。
筋肉痛決定の疲労感!先々週の槍ヶ岳よりつかれた!

知らなかったのですが、筋肉痛予防は運動直後の筋肉を冷やすのがいいそうですね。
ガッツリ長湯で温まっちゃいましたので、翌月曜日は歩くのがぎこちないくらいのひどい筋肉痛でした。


もうちょっと鍛えて、近いうちに蛭が岳や檜洞丸、丹沢山にも行きたいです。