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ホスト界の帝王ROLANDさんの”俺か、俺以外か。”を読んだよ!

最近深夜だけなく昼間のテレビにも出演し始めて今、乗りに乗っているカリスマホスト”ローランド”さん初の著書を読みました!

ROLANDさんを知るきっかけ

私がローランドさんを知ったのは、今年の3月末で終了した深夜番組”ソノサキ”という番組でした。
しかも名物企画のようになっていて10回以上番組で取り上げられていたようでしたが、気が付いたのが今年に入ってから。。。
初めて見たときは金髪ロン毛にサングラスととんでもないルックスで、”ホストってやばいなぁ”とか”やっぱり違う世界の人種だな”という印象でシャンパンタワーでオラ!オラ!コール全開で高いお酒のボトルをお金持ちの女性に入れてもらっているイメージでした。

俺か、俺以外か。という生き方

番組を興味半分流し見していた私ですが、どんどん彼の名言に引き込まれていきました。
その中で最も有名なのが、本のタイトルにもなっている”俺か、俺以外か。”です。
どういうことかというと自己紹介というかつかみのセリフ的な使い方で、はじめは
”新宿には2種類のホストしかいない。俺か、俺以外か。”
だったのが、今では
”世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か。”
にスケールアップしています。
非常に頭の回転が速くまさに言葉の魔術師といった印象で、お笑い芸人をやっても相当臨機応変な対応ができて売れるんじゃないか?と思わせるほどです。

意外!?に謙虚な人柄と筋の通っているポリシー

番組の中の密着取材の中で、勤務先やプライベートにカメラがついていきますが一貫して感じるのは彼の人柄の良さです。
あのルックスからは想像できないような礼儀正しさだったり言葉遣いは、ギャップも感じてかなり好感が持てました。
また彼が所々で語る人生のポリシーは、常識外れの人生を成功させてきた人のみが語れる重みのある言葉で真理を突いていることが多いです。
ほんとに26歳ですか?と言いたくなるような達観した発言だらけなので感心しました。
後輩ホストに対しても”仕事は否定しても人間性は否定しない”という信念のもとでの指導は素晴らくこんな上司だったら頑張れるなぁと思っちゃいました。

初の著書は楽しく読めました!

そんな彼が書いた本、ソノサキが終了して定期的にお目にかかれる機会がなくなって”ちょっと寂しいなぁ”と思っていたころに本の存在を知りすぐにポチりましたw
内容は詳しくは読んでのお楽しみですが、ざっというと彼の今までの人生を少々プロフィール的に簡単に紹介されていて、その他の大部分は彼の代名詞である数々の”名言”とそれが生まれた背景や意味の解説になります。
その名言や解説を読み進めると彼の哲学が理解できるようになっています。
そして彼の常識外れな考え方は、今まで数々の常識の壁を破ってきた彼の人生が裏付けているのがわかります。

誰も傷つけない珠玉な名言の数々

彼の名言には一つの特徴があり、誰も傷つけないということです。
一見すると自己中心的で”まわり”を下げて自分を上げるという発言に思われがちですが、その”まわり”である比較対象を自分以外という不特定多数にすることで誰も不快に思わせないのが素晴らしい。(そして面白いw)
自分に対しては徹底的に自信をもって絶対的な存在として自己肯定するところがベースにあり、ドングリの背比べで罵り合うのではなく、自分をはるか高見に昇華させてそこから下を見下ろす神様的な視点なので、”あいつむかつく”てよりは”あいつああゆう奴だからまいっか”的な受け取り方になりそれが面白いので逆に好感が持てますね。

本の収益は全額寄付!

著書の最後に本の収益は全額寄付と宣言しています。
半分は東日本大震災で被災した方たちへ、もう半分はカンボジアの子供たちの育英のために。
なぜそうするか?詳しくは私が寄付するわけじゃないから本を読んでくださいw
ちなみに、私は買うかどうか迷ってましたがこれを知ってぽちりましたw

まとめ

テレビだけじゃなくYOUTUBEでも動画があるのでローランドという人がどういう人かすぐにわかります。
まずは人柄を知ってから読むことをお勧めします。
頑張っている人、常識にとらわれてがんじがらめになっている方、落ち込んでいる人にこそ読んでもらいたい本でした!