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【旅行記】レンタルキャンピングカーで北海道を巡る4泊5日の旅~その4 美瑛・富良野編

楽しかった旅行もあっという間に後半戦。
本日はこの旅行で奥さんが一番楽しみにしていた美瑛の丘と青い池を巡ります。

本日もお風呂に早い段階で入りたいのですが、お風呂は富良野方面にしかなく先に行ってしまうとまた戻ってこなければいけなさそうなので、美瑛周辺を観光してからお風呂に向かうこととします。

美瑛の丘 パッチワークの路巡り

朝の6:30に出発したおかげで、地元の方の車しかいないガラガラの道を行きます。
美瑛の丘は特に施設ではなく一般道を巡るので時間は明るくなればいつでもOK、すいている早朝に巡りました。

まずは美瑛北西部に広がる”パッチワークの路”周辺をまわります。
ホントに誰もいなくてここであっているのかな?ってな感じで進みますが、すでに絶景ですね。
まだ6月初旬は花の開花には早く緑と土のパッチワークでした。

マイルドセブンの丘が見えてきました。
昭和53年(1978)にタバコブランドマイルドセブンのCMが撮影されたことからそう呼ばれているそうですが、そのCM全然記憶にないのでただの美しい景色でした。
それでも十分感動できますがね。

途中に大きな駐車場がありました。
バスのスペースもあるので観光バスがこんなところまで来るのかな?
駐車場はただのスペースでトイレも売店もない丘のど真ん中です。

と思ったら、やっぱり有名な木があったw
こちらも全然思い入れがないので知らなければ素通りしちゃいそうなただの木ですね。
”セブンスターのパッケージに使われた”とありますが、色々調べたけどそのパッケージを見つけることができませんでした。
ちなみに柏の木だそうです。

そのほかにもケンとメリーの木とかありましたが、丘の中を走っているだけで絶景で運転してても気持ちよかったですね!
個別の木や丘ではなく全体的に俯瞰した広大さに圧倒されて”ここは日本か!”というほどの景色がふとしたところで感じられました。
あいにくの曇り空でしたがそれでも充分きれいでした。

パッチワークの路コースの最後は北西の丘展望公園で締め。
美瑛駅から自転車でも回れるようですが、アップダウンが結構あるので電動自転車じゃないと厳しいかも。。
車では30分ほどでまわれました。

青い池&白髭の滝

名残惜しいですが美瑛に別れを告げて次は”青い池”方面に向かいます。
青い池近辺の白金温泉は北海道有数の泉質というのでお風呂もそこを目指します。

ちなみに上記画像の道は約8キロ直線が続く”十勝岳温泉美瑛線”の道路です。
まっすぐってだけじゃなくて信号もなくノンストップで駆け抜けました。

美瑛からほぼノンストップで走り続けて30分ほどで青い池到着です。
曇りだったので”ちゃんと青いかな?”と思ったのは杞憂でした。

一目見た瞬間”うわ!”ってなるくらい青かったです。

ただ、ここは本当に周りは何にもない山奥というか自然の中なので、池周りの遊歩道も人一人分しか通れないほど狭くて混雑したら大変そうだなぁ。

後で調べたら、この青い池は1997年に初めて写真家の方が発見したそうで本格的に有名になったのは2012年にアップル社のOSの壁紙に採用されてから急に世界的に有名になったという経緯があって、観光地として受け入れる体制がまだまだ整備等が追い付いていない感じでした。

青い池から車で10分ほどの距離にある白髭の滝も一緒に見てきました。
こちらはこちらで、岩の中から染み出ているような滝で面白かったです。

白金温泉

白髭の滝はすでに白金温泉の中にありますので、ここでやっとお風呂へ向かいます。
っていっても、まだ午前中なので早起きは三文の得ですね。

もともと予定していた温泉旅館の日帰り入浴が、臨時休業だったのですぐ隣の保養センターに入浴することに。。
今回の旅は、なんかお風呂とは相性悪いですね。

泉質は特に良くも悪くもなく普通でしたが、昼からお風呂に入るのは気持ちよかったです。

四季彩の丘

さて、お風呂でサッパリした後は一気にまた街中へ戻ってきました。
美馬牛近くの四季彩の丘

ここでやっとお昼時になりましたのですが、あまりおなかが空いていなかったので売店で軽めの昼食にします。
アスパラはいまがベストシーズンとだけあって素揚げが最高においしかったです。
じゃがバターは当然ながらおいしいよ!
トウモロコシはまだ早いので真空パックっぽい感じでいまいちでしたが。。。

7月にはお花でいっぱいになるであろう坊主の丘。
やっぱりまだ早かったな。

ラクター好きの息子のために施設内を一周巡る”ノロッコ”に乗りましたが、思いのほかすごい揺れと音で息子はしがみついてきて全然楽しそうではありませんでした。

何のために作られたかわからないキャラクター”ロールちゃん
巨大すぎて危険なため近寄れません。
バックにお花が咲いていたら最高だったのかな?

まだまだ植えたての苗は少々物足りないけど、ベストシーズンには一面彩ってくれるでしょう!

FURANO MARCHE

まだまだお昼過ぎで時間があったので、四季彩の丘を出てさらに南下して富良野市街までやってきました。
目的はこちら、富良野の物産や農作物が売っている富良野マルシェ。

正直、農作物などは都内のスーパーとあまり値段が変わらなく新鮮でおいしいのでしょうが、なんか現地感があまりなく残念な感じでしたので、お菓子を少々買って後にしました。

特にこのチョコレートは分厚くておいしかったですが、500円のチョコがまずかったらヤバいよね。(富良野じゃなくても売ってそうだし)
オリジナルのポテトチップはおいしかったです。

星に手のとどく丘キャンプ場とひつじの丘ジンギスカン

いったん中富良野まで戻り今宵の宿泊地のキャンプ場へチェックインしました。
名前の通り天気が良ければ夜には満天の星空が見れるそうですが、この日の夜は星に手に届くどころか大雨でした><

キャンプ場ですので、ガチガチのキャンパーの方もたくさんいました。
キャンピングカーとは言ってもキャンプするわけではなく結局車中泊ですので、同じキャンプと名の付くジャンルでも全くの別物だなと思いました。
向こうから見たらこっちは邪道に見えるでしょうかね。

息子は広いキャンプ場の敷地内に放つと元気に走り回っていました。
そこそこキャンプサイトやバンガローは埋まってましたが、隣との距離がゆったりで気を遣わずに遊べました。

この日一番天気が回復した瞬間にパシャ!っと一枚。
広さと景色、それだけで癒されますね。

星空もですが、こちらのキャンプ場で有名なのはジンギスカン
通常11:00-15:30まで営業のランチメニューを17:00までにチェックインしたキャンプ場利用のお客さんは特別に利用でき、夕食として食べられます。

公式HP  https://www.hitsujinooka.com/

札幌や旭川でもジンギスカン屋さんはあったのですが、ここで食べると決めていたので我慢してました!
なんでも北海道ミシュランガイド2012と2017で掲載されたほどだそうです。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4904337425/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=cardesia0f-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4904337425&linkId=e53ab5460f60bc196e89a9303ab79772

現地で食べる初めての生ラムは、臭みなど皆無でどちらかというと豚肉に近い食感でした。
なかでもミルクラム(最後3か月以内のラム肉)はコリコリしていて牛タンに近い食感でおいしかったです。
お肉はもちろんおいしいかったですが、生野菜のサラダは特別な野菜でもないのに新鮮で衝撃を受けるおいしさでした!断然おすすめです。

食後にメロンクリームソーダーを頼んだらまさかの赤肉仕様で、間違って持ってきたかと思ったw
アルメロソーダーは初めて飲みましたが、緑の甘ったるいだけのものとは違い上品な味でした。ソフトもおいしかった!

夕食が終わるころに雨が降り始めて土砂降りになってしまいました。
土砂降りの中いったん車で外出。

キャンプ場より20分ほどのところにある温泉へ行ってサッパリして寝ました。

あとひといきつづきます