いけるところまでいってみよう

おでかけ、登山、体験談などなど・・・

【登山】~敗退記~ 福島県 安達太良山 ねん挫の足&灼熱の登山道に敗退したほろ苦い百名山

2019年のお盆休みは、奥さんの実家の福島県に帰省しました。
以前は過ごしやすかった猪苗代湖畔の実家ですが、最近の異常気象なのか日中は家で過ごすことが困難なほどの猛暑に見舞われます。
以前は祖母が住んでいたそうですが、現在は空き家で年に何回か手入れの為に義母が訪れるくらいなのでエアコンとかありません。(少し前まではエアコンなしでも快適に夏を過ごせましたので。。)

よって帰省中の日中は毎日おでかけしてすごしました。
最寄りの磐梯山は4年前の息子が1歳の時にベビーキャリアにて担いで登りましたので、今年は隣の百名山安達太良山に狙いを絞って出陣です!

磐梯山登山の様子は下記からどうぞ。

前置きというか言い訳

まず、私ですが前月の7月中旬に息子を抱っこしたまま階段を下りている際に下り終わったと思ったらもう一段あり右足首をねん挫しており、完治しておりませんでした。

イカットの登山靴で固定すれば大丈夫だろ!と言い聞かせてました。

また、息子は今年の春に通っている療育園の戸外訓練で高尾山の稲荷山ルートを登り切っています。
よって、ロープウェイを使えば山頂まで一時間ちょっとの道のりですので何とかなるだろうとたかをくくっていました。

結論は見通しが甘く、”すべてが何ともならなかった!”のが敗退の原因となりました。

奥さんは、一人で山頂までいって絶景を拝んできたそうですが私と息子は序盤早々で引き返し待機児童のごとく奥さんの帰りを待つという結果でしたが次回のリベンジのためにも記録に残したいと思います。

岳温泉から駐車場

安達太良山は登山口が何個かあり、山頂付近で周回できるコースとなっておりますが今回私たちが選んだ登山口は一番楽!?なロープウェイを使う初心者コース。
風情ある岳(だけ)温泉街を素通りして車で登っていきます。

ロープウェイは朝の8:30より運行していますが、さすがお盆で観光地。
9時過ぎには結構な数の車で駐車場が埋まっていました。
天気がいいのはうれしいですが、暑い!
何もしなくても日なたにいると汗がどんどん出てくる!

登山口 ロープウェイ乗り場

駐車場からすぐに登山口の看板が。
ここから歩いて登ることの可能ですが、時計回りのロープウェイコースとは違い逆の反時計回りのコースになるので要注意!

ロープウェイの発着所兼レストハウスです。
中には食堂とお土産さんがありちょっとした食事ができます。

登山靴の貸し出しサービスもありました。

ロープウェイは小型のもので、冬はスキー場として運営されているようです。
ドアの外にスキー板を入れるかごが付いていました。

かいくんもこの時までは上機嫌で、久々のロープウェイにワクワクしている様子。

と思いきや、出発すると車内は蒸し風呂状態。
窓も少ししかあかないので暑い暑い!

うちわが2本備え付けてありましたので、フル活用しました。

チケットは親子チケットを買えば少し安くなります。

詳細は下記にて

あだたら高原リゾート

5分ちょっとの道のりで一気に400m近く標高を上げられます。
暑いせいか遠景はもやってて見渡せませんでした。

下りるとすぐに木道で整備された登山道が現れます。
登ってきたといってもしたと大して変わらないぐらい暑いよ!

木道に興奮したのか、ダッシュし始めるかいくん。
そういえば近所の木道のある公園でも喜んでダッシュしていたな。
登山者をグングン抜いて行きますが、あっという間に汗だくに。。。

無理して追いかけた私の足首も早くも危険水域に。。。

5分くらいで開けた場所に出ました。
”この上の空がほんとの空です”
の木標が・・・
これって有名なのかな? 確かに素晴らしい空でした!

開けているってことは日陰がないってこと。。

帰りに見ればいいやっと早々通過です。(結果的にすぐに戻ってきますが。。。)

ロープウェイで来れるってことで、観光客7、登山客3ってところですので注意喚起の看板が。
実際、帰省で暇を持て余した3世代の家族づれも結構いました。

観光ですとこちらの広場までってところでしょうか。

再びコースに戻り先に進みます。
前半の15分くらいまでは木道で整備されていますので、かいくんもぐんぐん進みました。

ただ見ても通り狭いのですれ違いには要注意です。

木道が途切れたころよりピタっと足が止まり、抱っこモードに入ります。
この時点で汗だくで、直射日光の暑さもあって熱中症の危険が・・・

髪の毛まで汗でビチャビチャで、これ以上は危険との判断になりました。
実際木道が終わってからは私の足首も一歩一歩悲鳴を上げていたので、残念ですがこれ以上無理そうです。

奥さんはそのまま山頂目指して行ってもらって、私とかい君は先ほどの広場まで戻ってきました。
汗だくで歩かなかった癖に木道に戻るとは走り始めるかいくんには閉口しました。。。

追いかけてまた足首が悪化。。。

そうそう、先ほどの開けた場所は”薬師岳”でした。

安達太良山山頂は小岩が突き出ていて別名”乳首山”とあるので、真ん中のあそこが山頂かな?
結構遠そうなので、行かなくて正解でした。

ロープウェイ乗り場まで戻ってきました。
私も登山服に身を包み靴も万全でしたが、結果観光コースのみの見学となりました。

下まで降りてきました。
夜にはライトアップするということで、LEDのついた動物園風のオブジェが下りのロープウェイから見えたのを覚えていて、降りるやいなやすぐにダッシュ

本当に熱中症になっちゃうぞ!
のっちゃダメなのに乗ってるし・・・

奥さんが戻ってくる間、食堂でソフトクリームやご飯をたべたり、先にお風呂に入って待っていました。

戻ってきた奥さんによると、山頂の景色は絶景だったそうで周りの登山客は口々に”最高だった!”と言っていたようです。

また来年でもリベンジしたいです!