【観光スポット】福島県 大内宿 お盆の大内宿はやっぱり大混雑と灼熱の暑さでした。
2019年福島帰省第2弾は、大内宿に行ってきました。
大内宿の周りは本当に何もない山の中って感じで、山道をくねくね運転しながらナビで残り1Km地点まで来たら、なんと駐車場渋滞!
20分ほど渋滞を並んでやっと駐車場に駐車できました!
ちなみに駐車料金は1日400円で、帰りに払うシステムです。
車を降りると。。。熱い><
山の中でも直射日光の下では町と変わらないくらい暑かったです。
大内宿は全体で保護されている江戸時代の宿場町の保存区ですが、代々昔からでしょうか。普通に住んでいる方もいるようです。
後世に残すために”売らない、貸さない、壊さない”の3原則を守る住民憲章があるようですが、ここに生まれたら大変な不自由ですね。
駐車場から大内宿入り口までの道ですが、ぱっと見山しか見えませんので本当に周りには何もない!(こんなとこ住めないよ。。)
ほぼ江戸時代からの原風景が残っているようなところです。
都市部のビルや住居で埋め尽くされた街並みを見慣れている私たちにとって、新鮮でちょっぴり感動の風景ですが。。。
宿場の入口右手にすぐあるネギそばで有名な”三澤屋”さん。
テレビで大内宿をやっていると必ず登場する有名店ですので、11時40分の時点で入店してみると・・・
2時間待ちでした><
一応順番待ちして、待っている間観光をゆっくりすることとします。
戻ってくる目安の時間を教えてくれるので、苦になりませんし他にいい所があったらキャンセルすればいいか!
この日も天気は良くて、暑い暑い!
すぐに汗だくになってしまいましたので、ソフトクリーム休憩。
金子牧場のジャージー牛乳使用のソフトクリームでおいしかったです。
たしかコーンは350円、画像のかき氷付きは450円でした。
おいしかったので帰り際にももう一個食べちゃいましたw
大内宿の建物は、主にお蕎麦屋さんとお土産屋さんがほとんどで店と店の間はこのようになっていて食べ歩きのできるような飲食物が売っているパターンが多かったです。
ソフトクリームで一息ついたら観光開始です。
暑くて歩きたくないのか、人ごみが嫌なのかかい君は密着モードに。。。
約450mある宿場町のメインストリート(って言っても一本道)の脇にはこのように水路が設けられていて、とっても冷たきれいな水が流れています。
江戸時代には生活用水で使われていた跡が残っています。
ここにおりてタオルを浸して何とか暑さを緩和していました。
こちらはお土産屋さん。
土地柄、赤べこや竹トンボなど手作りのちょっとしたものとかお椀などの食器が中心です。
そういえば宿場町には何個か行きましたが、どこも同じようなラインナップですね。
大人目線ではいらないものばかりですが、子供へのお土産となると興味が途端に湧いてきました。
もうちょっと工夫すればこれだけ人が集まるのだからうまい商売できそうですね。
ちょうど中間あたりにある本陣まで来ました。
こちらは残念ながら復元ですが、中は資料館になっており入れます。(有料)
暑かったので中に入ってみました。
復元とは思えないくらい雰囲気があります。
中は風がよく通って涼しい!
かい君も興味津々で散策開始。
立派で広い建物の割にはユニットバス並みの狭さの湯殿。
昔はお風呂に入れるだけで贅沢だったんだなぁ。現代に生まれてよかった!
暑いのに囲炉裏に本物の火が入っていました。
建物は風通しのいい構造なので周りだけが暑いので、大丈夫。
冬は豪雪地帯なのに暖房器具はこれだけなのかな?
天井高いし温まらなさそうですね。
殿様の間にあった熊のはく製もどきに興味津々。
触っちゃうのを抑えるので大変でした。
本陣から望む宿場町。
ここだけ庭が広くとってあって直接街道からはアクセスできないようになっていました。
縁側に座っているといい風が入ってきて休憩には最適な場所でした。
街道の突き当りにあった食堂。
ここまでくればあまり待たずに入れそうでしたが、すでに一時間以上時間をつぶしているので大澤屋さんの順番をそのまま待つこととします。
突き当りは湯殿山という山になっており登れるようになっています。
上から大内宿が望めそうなので登ってみますが、細くて長い階段ですので注意が必要ですね。
石段も古く削れているところがあるので、踏み外したらホント下まで一直線ですね。
上から見てるだけで怖かった。
やっと登り切った先には思惑通り上からの大内宿が望めました。
暑いのに結構人がいて江戸時代よりにぎわっているんじゃないのかな?
上には小さな神社もあり、風がよく通って涼しかったです。
おそばの順番待ちの時間までここで過ごしました!
こちらへのアクセスはこのような一直線の石段が2本と裏から下りられる道1本がありました。
裏の道の方が安全ですので高齢者や自信のない方は裏道がおすすめです。
大きな枝を見つけて得意げに振り回してました。
程よく上で時間をつぶしてもうすぐ2時間。
入口のお蕎麦屋さんに向かいます。
ちょうど2時間後に案内されました。
この時点で13:40でしたが、まだまだ続々来店していてこっからでも1時間40分待ちのようでした。もう夕ご飯の時間じゃないか。。。
価格はやや高めの観光地価格かな?
席についてお通し的なものが。。
ジャガイモの甘辛煮となすの漬物でしたがおいしかったです。
テーブルは広々していて正方形。
2人で行くと相席の可能性ありです。
天ぷらが先に来ました。
真ん中には名物のお饅頭の天ぷらですが、おいしかったです。
その他もサクサクの衣で野菜もおいしい!
奥さんは、高遠そば(ぶっかけ)。
やっぱりネギ付きですが、お箸もありますのでご心配なく。
私は水そばを頼みました。
10割そばでつけダレがくるみ味噌とカツオ節の2種類ついてきます。
ネギはかじりながらそばを食べるスタイルで、残ったねぎは持ち帰り可能です。
おそばの味は。。。田舎そばの味で、そこまでおいしくはなかったけど雰囲気で満足です。
大内宿、アクセスは悪く隔離された感がありましたが、行ってみるとそこには別世界が待っていました。