いけるところまでいってみよう

おでかけ、登山、体験談などなど・・・

【旅行記】沖縄3泊4日の旅1 燃えてしまった首里城にちょうど一年前に訪問してました。

もうすぐハロウィンと世間は浮足立っているところに衝撃的なニュースが流れてきました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191031/k10012157881000.html

ニュースを見て驚きとともに沖縄の人ではありませんがなぜか悲しみの感情が起こっていました。
おそらくそれはちょうど一年前に首里城へ行ったからだと思います。

当時はブログ休止中で記事に起こしていなかったのですが、消失してしまった首里城へのノスタルジーも含めて沖縄旅行記を書いてみようと思い立ちました。

2018年10月25日(木)~28日(土)までの3泊4日です。
結果的には海には入りませんでしたが、沖縄の海じまい?が10月末ということでギリギリのところで行ってきました!

羽田より出発

沖縄旅行といえば国内屈指の旅行先ですので、ツアープランが山ほどあります。
自分で選んで飛行機や宿泊先を選ぶこともできますが、ツアーパックでも名の知れたホテルはほぼ予約可能ですので今回はツアーで申し込みました。

飛行機初体験のかい君、何に乗るのかもわからず搭乗直前の羽田でパシャリ!
自閉症は大きな音に敏感で拒否反応を起こすので、離陸の時のエンジン音に耐えられるか?また2時間半のフライトでじっと座っていられるか?など親としては不安でいっぱいでした。

でもまだ4歳、多少機内で騒いでも”まだ子供でしょ”とみられる時期なので今のうちに行かなきゃ!という気持ちで”なるようになれ!”精神で思い切って出発!

毎日通園している療育センターへの行き帰りのバスで合計2時間以上乗っていますので、以前よりはましになっているはず!

離陸は一瞬振動と音を嫌がりましたが、浮き上がると全然平気みたいで謎のテンションで笑ってましたw
バスとは違う外の景色に興味津々で興奮してたのかな?

思ったより全然問題なくてチョット拍子抜けw
天気も良く富士山がとてもきれいに見えました!
(まさかこの10か月後に登ることになろうとはこの時は夢にも思ってませんでしたw)

カメラを落としてしまってたまに白飛びの写真になってしまってます><

途中だれて前の席の背もたれをガンガン蹴ったりしてましたが、何とか到着。
(もちろん謝罪しましたが、”子供だからしょうがないね、怖いもんねぇ”と寛大な方で助かりました!)

今回のツアーは飛行機と宿、レンタカーがセットになっているものです。
縄行ったら車じゃなきゃ動けないでしょっという感じでほとんどのツアーにはレンタカーもついています。

首里そば

AM11:00についたので、車の手続きをしたらまずは腹ごしらえ。
一発目の食事は沖縄そば

沖縄料理は癖の強いものが多く、”かい君はおそらく食べられないものだらけだろうなぁ”と思っていたのでまずは麺好きなかい君にとって無難な沖縄そばをチョイス!サクっと食べられるしね!

空港からほど近い首里城そばにある首里そばさんへ
ホント住宅地の中にポツンとあってわかりずらかった><

首里そばさんの屋根にもシーサーが!
沖縄に来たって実感できる瞬間ですね^^

お昼時&人気店のせいか少し待ちました定番の首里そばとジューシー(混ぜご飯)注文!
平日ということもあり観光客もいましたが地元っぽい人も結構いました。

首里そば大600円、ジューシー200円と地元価格なのもうれしいポイントです★

初めての場所が苦手のかい君、終始私の膝の上から動きませんでしたw
でもラッキーなことに相席ではなく半個室になっている座敷だったので、落ち着いてたくさん食べられました!

おそばはもちろんジューシーもとてもおいしかったです!

首里城にほど近い場所なので今後が心配です><

首里城

お腹が満たされたのでさっそく最初の観光地”首里城”へ
日本三大がっかり観光地という不名誉な称号もネットではちらほら見かけるのであまり期待せずに向かいました。

10月末なのにさすが沖縄、日なたはとても暑かったです!

世界遺産にも登録されています。
なんだかんだ言っても首里城は沖縄の象徴的存在ですから、行ったら外せない場所です。
ちなみにグスクとは城の事です。

城壁は日本の石垣ではなくむしろ中国様式のものなのだろうか?
日本じゃない感が半端ない!

快晴の青空と武骨な城壁のコントラストが素晴らしい!
沖縄の人が内地とか本土とか言って自分たちと自分たち以外を切り分けて語るのも納得がいく気がするほど異世界でした。

長い移動から解放されたかい君は暑い中汗だくで走り回ってました><

こちらの奉神門から有料エリアになります。
今回焼けてしまったのはこの内部のメインとなる建物です><

いままで石や木の武骨な建造物から一転、朱塗りの華やかな建物に変わりイメージ通りの首里城が姿を現します。

私たちが訪問した2018年10月はまだ正殿の漆塗り直しが終わってなく下半分は幕のようなもので覆われており絵?でした。
完成していた上部はとても鮮やかな赤色でした。

こちら正殿前の広場の赤白のラインはその昔正殿の王の前で位の高い順にひざまずたといわれる御庭というスペースです。
このお庭を囲むように正殿・北殿・南殿・奉神門と四方に建造物があります。

そんなこと関係なく広場に興奮して走り回ってました!

南殿→正殿→北殿の順に回れるようになっており、南殿は資料展示、北殿は沖縄サミットの晩餐会会場としても有名ですね。

高台に建っていて町が一望できるのも王様気分になれるポイントです。

走り回りすぎて疲れたのか一休み。
心地よい風が吹き抜けていきました♪

正殿の心臓部、御差床(うさすか)といわれる国王の座る玉座
内部は薄暗く厳かな感じで撮影禁止だったような・・・
でもこちらは係の人が常駐していて撮影OKでした。

内部の装飾は完全に中国の影響ですかね?派手で南国らしかったです。

なぜかミニチュアの模型に興味津々、いつまでも離れないので引きはがすのに苦労しましたw

ひと通り見た後は正殿の裏手にある広場に行ってびっくり!

とてつもなく高く精巧に作られた城壁が!!!
狭い島の中でも激しい権力争いがあったのでしょうね。
これは忍者でも登れませんよ!

華々しい正殿とは対照的な裏庭とのギャップは新鮮でした。
それにしてもでかい!

城壁が高く周りがあまり見えないので、タイムスリップした気分に慣れて面白かったです。

この門の入口の曲線なんて感動ものの精巧さでした。
ホント中国だなこの画は!
一時間半かけてたっぷり見ましたが、楽しかったですっていうか異世界感半端なかったです。

誰だ!三大がっかりなんていったのは!
充分見ごたえがあって、ここはマストな観光地でしょ!と思いました。

それだけに今回の焼失は非常に残念です。また復元されることを祈ってます。

リザンシーパーク谷茶ベイホテル

初日の観光は首里城のみでホテルに向かいました。
今回の宿泊先はこちら。
とても大きいホテルでした。

場所的には本島のちょうど中心部にあり、美ら海水族館那覇の中間ぐらいの位置にあります。

部屋はいたって普通ですが、寝るだけなので問題なし。
広すぎるとむしろかい君が走り回るので、それはそれで困るw

到着が17時すぎだったので、すぐに夕日が沈むところを部屋から拝めました!
沖縄の海は、きれいですね!

ここのホテルはマンモスホテルで内部はとても広いので、色々散策!
リゾートホテルなので、もちろん出たらすぐに海です!
中庭にあったブランコが気に入った様子で、砂だらけになりながら遊んでました(勘弁して~)

琉球

夜ご飯は、ホテルにも3,4こレストランがありましたが明日明後日もあるので、外部の歩いて行ける居酒屋風のお店へ

色々食べたけど、まぁまぁの味でした。

かい君はもちろん初見のものはたべないので、食べ慣れたエビフライで。。。

こうして初日の夜は更けていきました。。

つづく

【旅行記】いざ!松茸小屋へ 松本~鹿教湯~別所温泉の旅

秋の味覚の王様”松茸
松茸ご飯やお吸い物と普段はちょびっとしか食べられないほど高価なものですが、今年は私の母の希望もあり思い切って信州上田の松茸小屋に行く旅をしてきました!

息子と奥さんの休みが重なった10月5~6日の【日、月】で私の両親と初めての3世代旅行を車で行ってきました。

お昼ご飯を松本にてそばを食べたかったので、11時到着目標にて日曜日の朝7時に出発!

心配していた相模湖周辺でも渋滞することなくあっという間の2時間半で諏訪湖に到着。
このままいくと早く着きすぎちゃうな。。うれしい誤算です。

ソフトクリーム食べたり諏訪湖眺めたりしてゆっくり休憩しました。

松本城

10:30には松本城に到着、まだお店が開いていないので観光がてらお散歩します。
やっぱり松本城はいつ見てもかっこいいですね。現存する数少ない天守閣です。

かい君はお城そっちのけで池の中に夢中。

そう、お堀には鯉が沢山いて人が水際に来ると餌をもらえると思ったのかどんどん集まってきました。今回は高齢の両親もいたので天守閣には入りませんでした。

写真を撮りつつ城を跡にして縄手通り入口にある”四柱神社”に行きました。
ここは鳩が沢山いて、入口で餌の豆を買うと鳩が山ほど寄ってきます。
人間に慣れているせいか油断していると手や肩、頭まで乗ってくる鳩もいます。

鳩好きのかい君は汗だくになって一生懸命追っかけていました。

お昼ご飯は”そばきり みよ田”で

程よく時間をつぶした後は、パルコ近くになるこちらのお店に開店と同時に入店。
信州といえばおそばでしょ!
実は今年の2月にも厳寒の松本に旅行に来たのですがその際に食べたこちらのおそばがとてもおいしかったので今回は新規開拓することなく確実においしいみよたさんへ

価格も観光地価格ではなくてリーズナブルだと思います。

私は天ぷらのざるそばの大盛を注文しました。
かい君とシェアしておいしくいただきました。

奥さんはカモ汁そば。
こちらのお店はつゆもですが、特におそばがおいしい!
暖簾にも書いてありますが、小木曽製麺所というところの麺です。

開運堂のソフトクリーム

食後は目の前にある老舗の和菓子屋さん”開運堂”へ

どこにでもある老舗の和菓子屋さんのような店内の風景ですが、こちらには一風変わったスイーツか食べられます。

それが、こちらのロボットが提供するソフトクリームです。
レジでソフトクリームを注文すると専用のコインをくれて上記のロボットがソフトクリームを作ってくれます。

ちょっといびつですが、見事に完成です。
味は日替わりでこだわっているものが多かったのですが、子供が喜びそうな装置なのに味は大人好みのものばっかりとちぐはぐさが新鮮でした。

この日は豆乳味でしたw

アルプス公園

お腹がいっぱいになった後は、食後の運動をしに松本市郊外のアルプス公園へ行きました。
松本城から車で15分ほどのところにある広大な公園で、山一個分が公園になったような傾斜の多い場所です。

高台にあるとあって抜群の眺望で松本市街を見下ろせます。
この日は残念ながら雲が少しあって麓しか見えませんでしたが、天気が良ければ北アルプスもセットで見渡せます。

子供広場には、遊具もたくさんあってたくさんの家族連れでにぎわっていました。
無料の公園とは思えないくらいの充実ぶりです。

とんでもなく大きい岩山が!
鎖や杭などあってちょっとしたロッククライミング気分で登れます。
さすがアルプスのふもと松本の公園ですね!

登った後は右の滑り台で一気に下りれます。

普段登るのが大好きなかい君も挑戦!
ですが、思いっきり腰が引けていてへっぴり腰でしたw

こんなあそび場が近所にあるなんて羨ましいです!

そして、ここに来た一番の目的の”ドリームコースター”に乗ります!
有料ですが、全長630mのコースをそりに乗って滑り降りる大人も子供の爽快に楽しめるアトラクションです。

最初はビビッてた、かい君ですがすぐに慣れて楽しそうにしてました。
こちらの写真は、100円で乗車後データのみ買えます。QRコードが出てきて読み取るとWEB経由で表示されます。

いつ撮られたかわからないので目線が。。。&二人であごしゃくれw

大江戸温泉物語 鹿教湯 藤館

たっぷり遊んだ後は、今回の宿泊場所の鹿教湯温泉へ・・
大江戸温泉グループ初宿泊です!

今回の一番の目的は松茸小屋ですので、リーズナブルな価格で泊まれてバイキングなので子供も安心のこちらにしました。

お部屋は10畳の和室でトイレのみでお風呂はありません。
でも大浴場があるので、申し訳程度の部屋風呂って必要ないですよね。
その分部屋が広い方がいいです。

初めての鹿教湯温泉で評判はかなりいいお湯ということでしたが、透明でさらっとしていて無臭なので温泉感があまり感じられませんでした。

あまりゴリゴリの硫黄臭とか変な色していると息子が入らなそうなのでこれはこれでちょうどよかったかも。

こちらは小さい方の露天ですが、日曜の夕方とあってほぼ貸し切り状態でした!
このほかに内湯もちゃんとありますが、別の入口のお風呂です。

夏のプール以来水遊びにはまっているかい君はご満悦でした。
人がいないといつまでも入っていたそうにしていて、一時間ほど温泉を満喫してました。

こちらは別館の桜館にあるお風呂です。
宿泊した藤館からは宿のバスで5分ほどかかりますが、30分おきに運航しているので不便はありません。

雰囲気がガラッと変わるので別の旅館を買収か何かして改修した感じかな?

泊まったほうの藤館のフロントはせっかくの景色が販促物のおかげで台無しに。。。
おば様ターゲットの服ばっかりですが、こんなところ来てまで洋服買うの?

別所温泉

二日目、ホテルにチェックアウトして昼食の松茸小屋まで時間があったので、通り道の別所温泉に立ち寄ることに。。。

右上に見える”中松屋”は10年くらい前に来た際に泊まった宿で、とてもよかった記憶があります。まだ健在でよかった!

こちらが北向き観音のある常楽寺の参道になります。
全長50mもないくらい短くこじんまりしていますね。

参道に入って一件目の特等地にタピオカ屋が。。。
昔ながらのお土産屋や食堂が並ぶ中で異彩を放っていました。
こっち方面に汚染されないよう祈るしかない!

北向観音が安置されている本堂は歴史を感じられる重厚な造り。
長野の善光寺とセットでお参りするとご利益が倍増するといわれていますが、こちらは善光寺と違ってひっそりしてました。

広くない敷地内にはミニ清水の舞台のようなものがあったり、

とても立派な夫婦杉や愛染かつらの巨木など小さいながらも見どころ満載でした。

10年前からほぼ変わっていなかったメインストリート。
寂しいですね。。

松茸小屋 市坂山荘

別所温泉を軽く散策してお昼時になったのでいよいよ松茸小屋に向かいます。
といっても別所温泉から車で10分ほどです。
まさに山の中にポツンとありました。

年間に3か月弱ほどしか営業してないせいか、ビニールハウスに長テーブルという仮設感満載の場所で食べます。
ガスコンロが等距離に配置してあります。

せっかくなので”Bコース”でお願いしました。
すべてのメニューにマツタケが入っている文字通り松茸尽くしです。

まずは”土瓶蒸し”から。
都内で食べる土瓶蒸しは松茸以外に鱧とか入っていますがこちらは純粋に松茸のみ。

そして”銀蒸し”です。
ホイル焼きかな

スライスした松茸が入っていました。
あまり香りもしなくてこちらはイマイチだったな。

茶碗蒸しにもゴロゴロ松茸が入っていました。

そしてメインの”松茸鍋”です。
すき焼きのように生卵につけて食べます。
松茸以外に鶏肉や豆腐、ネギなどが入ってました。

思ったより出汁というか松茸味は感じられず、コリコリとした食感を楽しみました。

”締め”のうどんもついていました。

松茸の天ぷら。
松茸はもちろんコリコリしておいしかったですが、ほかの野菜も新鮮でおいしかったです。

最後は松茸ご飯とお吸い物で。

色々食べましたがやはり松茸の良さを一番引き出せるのは、炊き込みご飯とお吸い物かな。
食べなれているせいかわかりませんが、一番香りを感じることができました。

ボリュームたっぷりで満腹。
秋の味覚の王様”松茸”を心ゆくまで堪能できました。

しばらくは松茸いいかなw

帰りは満腹になったことでの睡魔と闘いながら帰りましたとさ。

【観光スポット】品川の駅前水族館 アクアパーク品川はイルカのショーが秀逸!

9月14-16日の三連休最終日に品川にあるアクアパーク品川へ子供を連れて行ってきました。
天気も曇ったり霧雨降ったりと不安定だったので屋内施設である水族館は大混雑でした~。

品川のランチ問題

休日の品川駅周辺は人人人で大混雑。
お昼時にもなると、どの飲食店も長蛇の列&大混雑で子供と一緒だとゆっくり食べられる場所がありません。

駅前(高輪口)にあるマクドナルドですが、買うのも長蛇の列、席なんてもちろんありません。
近辺の飲食店も入店待ちの列が目立ちます。
おしゃれな飲食店も多いプリンスホテル周辺ですが、子供連れだとおしゃれっていうよりは多少騒いでも気兼ねなく過ごせるところがいいですよね。。。

駅近の穴場”インターシティー”

そこでおすすめなのが、高輪口とは反対側の港南口にあるインターシティです。
新幹線乗り場の方の出口です。
駅を出てディーン&デルーカを越して右手に歩いていくとすぐにあります。

地下一階のレストランスペースには休日でも営業している店舗が何店かありました。
マクドナルドやプロント、うどん屋さんはやっていました。
店内で食べられなくてもこちらのスペースで飲食可能です。
駅直結の2Fフロアーにはスターバックスタリーズサンマルクカフェなどもあり休日のお昼時でも混雑していませんでした。

インターシティー おすすめです!

休日のお昼過ぎにアクアーパークへ入場!

ゆっくり食事をした後は、駅から5分のアクアパークへ。
高輪口からここまでずっと人ごみでしたのである程度覚悟はしていたのですが。。。

入口から大混雑!
館内はずっとお祭りの縁日、いや新宿駅状態で魚を見るどころか先にもなかなか進めない状態でした><

入ってすぐの海賊船のバイキング。
こちらはすいていた模様w

前半は過剰すぎるほどのプロジェクションマッピング押しで、自閉症の息子には音と薄暗さがダメだったようで終始ぴったりくっついて離れませんでした。

クラゲの部屋も花火をコンセプトとしたプロジェクションマッピングを開催していました。
ゆっくり見て癒されたい気分ですが、混雑すぎて大人でさえ落ち着かなかったです。

水槽の前はもちろん通路の真ん中でさえ導線が確保されていなくて前になかなか進めませんでした。
小さい子供は人のお尻しか見えなかったんじゃないのかな?

ワンダーチューブという海底トンネルでしたが、違う意味でワンダーでした。

全体的にちょっとキャパオーバーな感じでじっくり魚を見るのは不可能な感じでした。

やっぱりイルカのショーでしょ

休日の席の確保はお早めに

13時の公演が終わるころの13:30に席を確保しにショープールに行ってみるとすでに水のかからない後列の席が埋まり気味でした。。。
ちなみに次の公演は14:30でしたので、まだ一時間近くあるのに。。。

私だけ残って席を確保しつつ息子と奥さんは水族館を巡ってもらいました。

公演開始十分前になると、席は全部埋まり立ち見も三列ぐらいに重なっていました。
やはり休日は前の公演が終わってすぐに席を確保したほうがよさそうです。
せっかく来たのに一時間も席確保って時間の無駄じゃない?と思うかもしれませんが、こちらのイルカのショーはそれだけ待つだけの価値がありますよ!
30分弱のショーなのでこだわらなければ立ち見でも全然見えますがね。

イルカのショー

つい2か月前に江の島水族館でもイルカショーを見ましたが、全然クオリティーが違いました。
イルカの数も倍以上いたのですが、それ以上にプール中央の噴水に光を当ててプロジェクションマッピングのような演出があったり、音でもテンポのいい音楽でどんどん引きこまれるような形で進んでいきます。

子供だけじゃなく大人も”おお~、すごい!”と思わず言ってしまうほど素晴らしいショーでしたので、このイルカショーを見るだけでもアクアパークに行く価値がありますっていうかこれ目的で行くべきです!

となりに若いカップルが座っていたのですが、男性の方が”おー、すげー、やばい”を連発していましたw

一方息子はというと。。。会場内に響く大音量に参ってしまっている様子で耳をふさぎながら見てました。自閉症の子供には少々うるさかったようです。

ショーが終わってどっと館内に人が流れ込み、満員電車状態の館内からすぐに脱出しましたw
お土産も特筆すべきものはなし⁉でした。

まとめ

水族館に行ったというよりはイルカのショーと人混みを見に行った感じでしたが、イルカのショーが素晴らしすぎて満足です。

ショーは季節ごとに変わったり、日中と夜ではまた違った内容になるようなので夜の部も見てみたいと思いました。夜の部はプロジェクションマッピング色がより強うそうですね。

【考察】富士山と登山の関係の話

今年も本日で富士山は閉山、ほぼすべての山小屋とトイレは閉鎖されます。
今年の登山者は昨年に比べて15%減ともいわれていますが、お盆時期の台風直撃の影響ですね。

先日念願?だった富士山に登ってきて、色々と思うところがありましたので記事にしようと思います。

富士山に登る人はどのような人か?

先日、実際登ってみて気になったことがあります。

他の山に比べて圧倒的に登山装備をして登っている人が少ない

ということです。

低山から高山といわれる山々を幾度となく行きましたが、一部の例外を除いて登山装備なして登っている人はほぼ見かけません。
東京でいえば高尾山とか御岳山など観光客と登山客が入り混じるようなところでは、普段着の方も見かけますがこれは一部の例外です。1000m以下の低山で雪も降らない山ですし。。

気になって帰宅後、いろいろと調べていたら恐るべき資料を発見してしまいました。

以下引用

引用ここまで                  出典元 登山者アンケート集計結果P47より

なんと、富士山を登る登山者のうち半数以上が登山自体の経験が”はじめて”もしくは”あまりない”方たちで占め”時々登山をする”まで含めると85%以上になるという事でした。

いきなり日本一高い山に登る人たち

富士山に登っている最中に普段着のジーンズなどの姿も見かけましたが、ジャージやランニングシューズなどよく見ると登山には適していない装備の方も結構いました。

お土産屋で売っている金剛杖も持っている方も結構いました。
昔の人間ではなく現代人はそんなに体力がありませんので金剛杖一本ではとてもじゃないけど富士山を登る手助けにはなりません。(ないよりはまし程度)

得てして体力のある若者のグループに上記のような傾向がよく見られましたので、大事に至ることが少ないかなとおもいますがそれにしても・・・

ここ日本一高い山だよね

厳しい環境

富士山はいきなり森林限界の上から登り始めることが多いので、雨風や日光にさらされ続けます。
登山道もあまり広くないので休憩できる場所は山小屋一択といってもいいでしょう。

下山中雨が降りつけてきたときに、ゴミ袋と大差ないポンチョを羽織っている若者も見かけましたが、下から吹き上げてくる雨に対しては全然防護になりません。

近年WEBサイトなどで”富士山に登るための必需品”などを紹介するサイトが沢山あり啓もう活動をしているようですが、普段着で登る方々の目までは届いていないようです。
そもそも、そこまでリサーチできるリテラシーがあれば富士山に普段着ではいかないでしょう。

要は、通常の山より厳しい環境の富士山に通常の山でも耐えられそうもない装備で登っている方々が多くみられるということです。

富士山が初めての登山だと・・・

登山をしない方に、”登山趣味です”というと決まって”富士山のぼりましたか?”と聞かれます。
登山未経験者のイメージだと登山=富士山という構図になっているような気がします。

このような未経験者やそれに近い人たちが最初に富士山を登るとどうなるか・・・

登山ってきつい!二度とやらない

普通こうなりますよね?

実際私の周りでも”登山しないけど富士山だけは登った”という人は山ほどいます。が、その中に登山が趣味になったという方は殆どいません。
このような人たちは、最初の登山に富士山を選んでしまったために登山に興味がなくなってしまったということになります。
まぁ現実問題”富士山だから登ってみた!”ということはありますので”卵が先か鶏が先か””になりますが。。。

結果的に日本一の知名度を誇る山”富士山”が皮肉にも登山を遠ざけている事になってしまってる気がして残念でなりません。

富士山以外にも素晴らしい、いやそれ以上の山はたくさんある

北アルプス南アルプスの稜線の写真を登山経験のない人に見せると
”ここ日本?”
って回答がよく返ってきます。

そうです。確かに富士山から見下ろせる雲海や下界の景色は素晴らしく、森林限界を超えて溶岩と砂の世界を形成している山の斜面に至っては”ここ地球?”って思えるほど非現実的な世界が広がっています。しかしながら、富士山以外も火山は山ほどあってそこの火口やそこから続く稜線は言葉では言い表せないほどの感動を与えてくれます。

また、富士山を語るうえで高山病は切っても切れない関係にありますが、短時間で急激に高度を上げる富士山はむしろ特殊で、他の山は自分の足で一から登るので体調さえ整えればそんなに簡単に高山病にはなりません。

ちゃんとした装備と計画で臨めば、富士山以上に安全で素晴らしい経験ができると思います。

富士山を初めての登山に選んでしまったが為に、登山の魅力を体験できる機会がなくなってしまっている方が結構いると思います。

富士登山で懲りた人も一度リセットして、万全の装備で山に出かけてみませんか?
道具はいくらでもレンタルできますのでお試しで。。。

日常のストレスや他人との競争、喧騒から解放されて最高のリフレッシュになること間違いなしです。

結論

富士山に登る=登山 ではない

※あくまで個人の見解です

【登山】富士山 日帰り登山 これでやっと言える!「富士山は登る山じゃない見る山だ!」

記録

日程 2019年9月8日(日)
天候 晴れ後曇り時々霧雨
山行スタイル 日帰り
交通手段   車&バス(マイカー規制のため)

行程

富士宮五合目登山口よりピストン

登り
06:20 富士宮口5合目登山口
06:40 六合目 雲海荘
07:35 新七合目 御来光山荘
08:15 元祖七合目 山口山荘
09:01 八合目 池田館
09:53 九合目 萬年雪山荘
10:33 九合五勺 胸突山荘
11:23 頂上 頂上富士館

下り
12:06 下山開始
12:27 九合五勺 胸突山荘
12:48 九合目 萬年雪山荘
13:20 八合目 池田館
15:16 六合目 雲海荘
15:32 富士宮口5合目登山口

プロローグ

富士山に登ってきました。
一年のうち夏の2か月ほど開山され、一年の登山客のほぼすべてがこの2か月に集中することもあり、休日のご来光待ち山頂の惨憺たる状況はテレビやネットでもご覧いただけるかと思います。

富士山についての考察は下記記事でアップしましたので、ここでは富士山に登るまでのいきさつを・・・

https://kaipapablog.com/2019/09/10/%e3%80%90%e8%80%83%e5%af%9f%e3%80%91%e5%af%8c%e5%a3%ab%e5%b1%b1/

登山を趣味にしている者にとって無視できない富士山。
私もいつか行こうと思っていましたが、調べれば調べるほど山小屋の劣悪な環境を目にして尻込みしていました。
富士山=山小屋泊でご来光=大混雑
というイメージがつきすぎていたかもしれません。
しかし、山小屋を使わずに日帰りにてご来光を捨てればそんなに混雑しないということに気が付き、今年は行ってやろうとずっと狙っていました。

しかし、、、富士山開山間もない7月中旬に足をねん挫してしまい回復に1か月ちょっとかかったということもあり、これは9月の開山最終週末(土曜は予定があったので日曜日一択!)一発勝負にでるしかないな。。。と心に決め当日まで天気予報と睨めっこしながら過ごしました。

そしたらなんと台風15号が関東直撃!金曜日の昼まではあきらめムードでしたが、日曜夜中に上陸ということで日中は15時までならなんとかいけると判断して急遽いってきました。

富士山登山口まで

AM3:30 自宅出発

前日より私の実家に奥さんと息子3人で泊まり3:00に起床して、寝ている息子を残して奥さんと出発です。
何とか5時間ほど寝れたのですが、やっぱり眠かったです。

自宅からは中央高速経由と圏央道&東名の2ルートがあり、どちらもあまり変わらない時間で行けますが今回は東名ルートで行きました。

4:49 御殿場IC

うっすら明るくなってきて本日初めての富士山が目に入ってきました。
自宅からも見えるのでいままで何千、何万回も見た富士山にこれから登るのかと思うと感慨深いような不思議な気分。

ドンドン迫ってくると同時に夜が明けてきて明るくなりその姿を徐々に見せ始める。

雲一つない好天でご来光はばっちり見えてるんだろうなぁ~
台風が南の海より迫ってきてますので、天気がもってくれればいいけど。。。

5:15 水の塚駐車場

駐車場に着くころには完全に夜が明けていました。
前日の9/7土曜日朝7時の時点では満車との情報でしたが、着いた時にはスカスカでした。
9/10までの開山期間中はマイカー規制の為、ここから富士宮登山口まではバスで向かいます。
ちなみに駐車代は1000円、バス代は往復2000円でした。

5:30 バスにて登山口へ出発

事前に調べたところ始発のバスは6:00と思っていたので、荷物のパッキンなどは駐車場でゆっくりやろうと思っていたのもつかの間、5:30にバスが出るとのアナウンスが流れてとりあえずザックに適当に押し込んでバスにギリギリで乗り込む。

6:00 富士宮五合目登山口

山道を揺られて少々気持ち悪くなりながら30分ほどで到着。
水の塚駐車場は2合目ですので3合分バスで登ってきたことになります。

とりあえずトイレもいかずに乗り込んだので、ここでゆっくり準備。
同じバスに乗ってきた人はみんな行ってしまいました。。

売店もチェック。
五合目はもっと観光向けでいろいろ売店とかあると思ったが、こちらの昭和の時代からタイムスリップしてきた売店一件のみ。
ノーゲストだったので奥までいけませんでしたw

韓国の国旗の隣に旭日旗って、今の御時世まずいんじゃないかな?

定番の金剛杖は結構持っている人がいました。
握ってると手が痛くなりそうだけど。。。
まぁお土産や記念品にもなるからね。

荷物をパッキンし直して靴紐締めていよいよ登山開始します!

富士登山の様子

樹林帯がないため頂上まで見渡せます。
下から見るとあそこか!すぐじゃん!と勘違いしてしまいますね。
これが、外国人観光客がサンダルとかで登っている一つの要因なのかもしれません。

実際登っていてスニーカーにジーンズやスカートの人までいてこっちが心配になってしまいました。

6:20 富士宮口5合目登山口

いよいよスタートです。
富士宮口は標高2400mなので1376m登ることになります。

高度順応時間はほぼないのでゆっくり深呼吸しながら息切れを起こさないよう気を付けて登っていきます。
先週鷹ノ巣山の稲村岩尾根で練習した牛歩戦術です。2秒に一歩のスローペースで登っていきます。

日常離れしたこんな景色を登ってすぐ見れるのも富士山の特徴ですね。
通常の山ならかなり奥深くいかなければこんな景色は見れません。

最初は景色とスケールの大きさに感動し、一歩一歩噛み締めながら登っていきます。

振り返ると眼下に御殿場の街と駿河湾が・・・
こんな景色見れるだけで観光目的で五合目に来る価値がありますね!

6:40 六合目 雲海荘

景色に気をとられていたらあっという間に六合目到着。
傾斜も緩やかで楽ちんでした、ここまでは。。。
ここまで20分、単純計算で頂上まで20分×5で100分で行けると思っちゃだめですよ。

観光でもここまで来るのはありですね。
ここからの雲海も充分きれいです。

ここから宝永山方面の分岐があり、プリンスルートや宝永山のおはち巡りなどができるようです。

六合目を過ぎると本格的な登りになってきます。
富士山は形の整った独立峰ですので基本登りっぱなしの縦移動中心です。

溶岩を踏みしめながらの登りは富士山登ってるんだなぁと実感できました。

今のところ天気は最高!
見上げると真っ青な空、風もなく穏やかです。

溶岩の岩場とザレ場が延々と続きます。
一応まだ開山シーズン中の日曜ですが、人はまばらで快適な登山道。
台風接近の影響かな?こんな天気いいのに。

7:35 新七合目 御来光山荘

7合目以降の山小屋は閉店準備のようで人はいるけど営業はしていない様子でした。
予約の宿泊のみ対応かな?
トイレも閉められているところがほとんどでしたので今思えば閉山後に行っても大して変わらなかったかな?

ここら辺から下山の人たちとのすれ違いが増えてきました。
富士宮ルートは登山と下山ルートが同一です。

傾向としては日本人は登山装備、外国人と若い元気な一部の日本人は普段着やジャージなどの服装でした。普通のスニーカーで足痛くならないのかな?

登りの傾斜がどんどん増してきて、すれ違いでの待ちがいい休憩になっていました。
意識してゆっくり登っていたせいかまだ高山病の症状は出てません。
息が切れそうになったら迷わず立ち止まって深呼吸していました。

休憩中はこの絶景を見ながら。
やはり酸素が薄い影響か、体が思ったように動かなかったです。

8:15 元祖七合目 山口山荘

でました!2回目の七合目
なんで七合目だけ新と元祖があるんでしょうかね?
しかも一合分くらい時間かかるので、着いたときは”また七合目かぁ”と結構心が折られますw
ここでやっと半分弱登ってきたことになりますが、結構つらい!
酸素が薄いとここまで違うのかと実感。

9:01 八合目 池田館

元祖七合目からここ八合目までの写真を撮っていなかった。
それほどつらかったです。

この素晴らしい景色を前にずっと休憩していたい気分でした。

八合目より上は富士浅間神社奥宮の神域に入るそうです。
これより上の地域は山梨県でも静岡県でもどこの県でもありませんが、そんなのどうでもいいくらいバテてました。

なんかお金がいっぱい挟まっている柱を通過。お賽銭替わりなのかな?
環境保全の為にお金は挟みませんでした。

ひたすらジグザグに高度を上げていきます。
富士宮ルートは最短距離、余計な横移動は一切ありません。
考えてみれば5Kmの道のりで標高1400m近く上げるのだから当然か。

9:53 九合目 萬年雪山荘

やっと九合目に到着。
こういうベンチは地べたに座るよりも疲れがとれて本当に助かります!

きつくて気が付かなかったけどいつの間にか自分の登山史上最高高度に達してました。
いままでは奥穂高岳の3190mでしたので、だいぶ超えてましたね。

①登って②止まって③深呼吸のループを延々積み重ねてやっとここまで来ました。
少しこめかみが痛いけどまだいけそうです。

2本目の鳥居が出現、そろそろかな?と期待が高まります。
ここら辺から天気が崩れ始めて、風が強くなってきました。

太陽が隠れると風の影響もあって体感気温がグッと落ちます。

どんどん登山道の様子が変ってきました。
傾斜もきつくなり、ますますペースダウン。

全体的にきつかったけど九合目より上が特にきつかったです。

10:33 九合五勺 胸突山荘

やっとの思いで9.5合目まで来ました。
さっきまでの好天はどこへやら、雲に覆われて山頂すら見えなくなってきました。

各駅停車のごとく山小屋では毎度毎度休憩していきます。
休憩すると少し楽になるけど、五歩も動けばすぐに鉛の体になるの繰り返しでした。

風強いし寒いし疲れてるしでここからはただの修行でした。

一瞬ガスが晴れた!
今のうちに頂上へ!!
と思っていたのですが、

10分後にはホワイトアウト状態に。。。

11:23 頂上 頂上富士館

このタイミングで頂上に到着><
とりあえずご飯食べなきゃ!と思っていたら雨が降り出しました。。

右奥の浅間神社も閉店ならぬ閉社していて、御朱印目当ての奥さんも話が違うじゃんモードでした。

タイ人カップルが山頂で結婚式を挙げたニュースを先月観ましたが、まさかここじゃないだろうな?

私なら絶対いやなんですが。。。

屋根なんてないのでとりあえず雨具に着替えて神社の石垣沿いでご飯にしました。
奥さんは高山病真っただ中気持ち悪いとのことだったので、私だけカップ麺とおにぎりを食べました。

気持ち悪くてもゼリー飲料はいけたそうです。(奥さん談)

強風の中砂と霧雨に打たれながらのランチは最悪でしたがなんとか食べれました。
体中砂だらけになってしまい山頂にいるなんて実感ゼロ。
雨が霧雨程度ですぐに止んだのが不幸中の幸いでした。

12:06 下山開始

頂上に来たはいいけど、剣が峰に行かなければ3776mに到達したことにはなりませんが、剣が峰方面を見てみると視界が20mほどしかなく真っ白で何も見えません。
どうせ行っても霧の中の真っ白な景色確定です。

ここより20分の表示がありましたが、奥さんの高山病が一向に良くならなかったのでここで下山することとします。入山時に散々”台風迫っているのですぐ下山してね”ってボランティアの人に言われていたしね。

正直頂上はこんな視界具合でしたので少し危険を感じて急いで下山します。
ピストンですので来た道をそのまま下ることになりますが、下からの噴き上げてくる風がどんどん強くなってきました。

これまで経験したことのないほどの強風で踏ん張っていないと体が持っていかれるほどでした。

一時間ほど下っていくといつの間にかガスが晴れてきました。
登りでは呼吸に気を付けていたので高山病になる手前で何とか耐えてきましたが、下りでは呼吸が乱れたのか急激に後頭部が重くなりこめかみが痛くなり始めてきました。

乗り物酔いしやすい私が高山病にかからない道理はなかったようで、やっぱりやってきました。

13:20 八合目 池田館

八合目池田館まで下りてきました。
ここでしょう休止して、奥さんは痛み止めを服用していました。

帰宅後の夜にちょうど情熱大陸でこちらにある救急避難小屋の山岳医”大城和恵”さんを放送していました。すでに小屋も避難小屋も人の気配がしませんでしたが、今年の夏も様々なトラブルがあったようですね。タイムリーだったので食い入るように見てしまいました。

そういえば登ってくるときは気が付きませんでしたが、小屋の直前はたいがい急登になっていましたね。

下りだと休んだ後一気に急降下なのですぐに休んだ分の体力が奪われるような気がしました。
こんな時間でこれから台風が来るのにまだ登ってくる人がちらほらいたのにはびっくりでした。

アジア系の方々で私服で下山している人たちが結構いました。
足元も見るとタウンスニーカーだったので過酷だったと思います。

一組アラブ系の若いカップルから”ハロー”と話しかけられて、”頂上までどれくらいかかる?、山小屋泊まれる?”と聞かれたのですが、男性はジーンズにスニーカー、女性はアラブ女性特有の白いターバンとスカートみたいのを履いていて荷物もほぼ持っていない状態だったので、”台風来るから下山したほうがいいよ!”と答えました。

台風と聞いて向こうはびっくりしていたので、それさえ知らずに登ってきたんだなぁとこちらの方がびっくりしてしまいました。

ドンドン降りていくとまたガス発生&霧雨が・・・

と思ったら10分後にまた日が出てきた。
寒かったり暑かったり雨降ったりで調節が大変です。
独立峰&森林限界超えてるので、ちょっとの天候の変化もダイレクトに受けてしましますね。
過酷。。。

八合目の池田館では眼下に望んだ雲海も一時間余り下山したら雲の下まで来てしまいました。
久々下界を見た気分♪

六合目手前の宝永山と同じ高さまで来ました。
もうなんか黙々と下山していた気がします。

強風の中、ガス→霧雨→晴れ のルーティンが3回ほど続いた気がします。
結構雨降ったのに強風のせいか片側しか濡れていませんね。
雨が真横&下から降ってくる経験も富士山ならではの経験ですができれば経験したくなかった><

普通の山と違い雨や風によって難易度がグっと上がるのでホント注意が必要です。
避けれる障害物もほぼないので。
レインウェアーなかったらあっという間に低体温症になってもおかしくないくらいでした。。

15:16 六合目 雲海荘

やっとの思いで六合目まで来ました。
登りは営業していた小屋も閉店してました。

奥に映っている単独の赤い服の男性は、登りから抜きつ抜かれつでちょくちょく会っていましたがここから登山口まで一緒に下山しました。
熱海でバスの運転手をやっているようで、気さくで面白い方でした。

六合目から五合目までは傾斜もだいぶ緩やかですが、こんな道でも太ももの筋肉が悲鳴を上げていました。

15:32 富士宮口5合目登山口

やっとの思いで下山できました。
足が痛い。。。
充実感というよりはやっと下山できた安堵感と疲労感の方が強かったのは言うまでもありません。

台風の影響が出る前に下山できてよかったです!
お疲れさまでした。

六合目から一緒に下りた方から羊羹もらいました!
疲れた体に甘い物。。。おいしかったです!

16時発のバスに揺られて水の塚駐車場に着いた頃には、土砂降りの雨になり朝あんなに大きく見えた富士山が影も形も見えませんでした。

帰りは御殿場市温泉会館にて砂を落としてから帰宅。
渋滞もなく順調で20時ちょうどに帰還しましたとさ。

富士登山を終えて

自宅近くより望む富士山 9/9撮影

閉山ギリギリ滑り込みでなんとか富士山に登ることができました。

登山中一貫して思っていたのは、登山中ずっと体がだるく重力が五割増しになったような感覚でした。
やはり3000m以上の世界は今までの経験がほとんど役に立たない世界だと実感し、特殊な環境なのだなと認識しました。
今回は日帰りということもありタイトなスケジュールで登ったことの影響してか正直登山としてはイマイチでしたが、登山を趣味にする者にとってはノルマのような存在ですのでクリアー出来てよかったです。

素晴らしい景色が最初から見えるのですぐに慣れちゃう=飽きちゃうし、登れば登るほど高山病のリスクがあるし・・・正直頂上が近づいてくる以外は大して変化のない景色で後半はルーティンワーク化していましたので。

いつも見ているだけの存在だった富士山ですが、登ってより身近に感じられるようになりました。
とともに、”あそこ登ったんだよなぁ~”と下りてきて見上げて初めて実感できました。

あ・・・やっぱり・・・

「富士山は登る山じゃない、見る山だよ!」

登ってきて心からこういえるようになりました!

【登山】奥多摩の山 鷹ノ巣山 日帰り登山 初心者は近づくな!奥多摩三大急登”稲村岩尾根”は下りもやっべーぞ!

記録

日程 2019年9月1日(日)
天候 曇り(ガッスガス)
山行スタイル 日帰り
交通手段   公共交通機関(電車&バス)

行程

バス
6:27 奥多摩駅
6:50 東日原BS着
以下徒歩
06:55 東日原BS
7:03 中日原BS
7:04 登山口
7:12 巳の戸橋
8:00 稲村岩
10:07 ヒルメシクイのタワ
10:39 鷹ノ巣山山頂 お昼休憩
11:15 出発
12:56 水根分岐
13:25 三ノ木戸山分岐
14:36 稲荷神社
15:09 羽黒三田神社
15:41 奥多摩駅

プロローグ

奥多摩にある鷹ノ巣山に行ってきました。
今年は富士山へ登るのが目標でしたが、7月中旬に足首をねん挫してしまい焦って高尾山とか安達太良山へ行ってしまったせいか回復が長引き、8月後半まで痛みが引かない状況が続きました。

後半になりやっと痛みが引き、恐る恐る高尾山へ行ってきましたが大丈夫だったので調子に乗って鷹ノ巣山に繰り出しました。
絶対的に練習量が足りなく正直焦っていたのは言うまでもない。

鷹ノ巣山を選んだ理由は、標高差と行動時間が富士登山に近いので体力づくりにはちょうどいいと思ったからです。
稲村岩尾根の奥多摩三大急登という名前もそそりますね。
今までトレーニングできなかった不安をここでクリアーして一気に払拭したかったのだと思います。

ここでダメなら富士山は来年へ繰り越しと決めて、不退転の決意のもと出発しました。

結果は・・・・
ちんだ。。。
普通の登山気分で行ったら、登山嫌いになっちゃう程きつかったです。
特に下りが。。。

何にも知らない当日の朝に戻ってレポート開始です!

登山の様子

始発の電車の車内。
9月に入ったとはいえまだまだ夏の暑さが続いていますので、低山中心の奥多摩方面の電車は人もまばら。。

6:00 奥多摩駅

久しぶりの奥多摩駅
子供が生まれてから初めてなので6年ぶりくらい?

6:00着の電車には10人ちょっとの登山客が乗車していて大部分が鴨沢行のバスに乗り込んいきました。

稲村岩尾根への登山口である東日原行きのバスは6:27が始発なので、30分弱の待ち時間。やることも無いので、人気のない駅周辺をフラフラ。

コンビニもなく開いているお店が皆無で自動販売機のみが営業中といった感じでした。

駅を出て左手にある公衆トイレ。
古いけど掃除が行き届いていて気持ちよく利用できました。
東日原BSにもトイレがあったけど汚そうだったので、苦手な人はここで済ましておきましょう。

実は6:27発東日原行きのバスに乗るには、6:25奥多摩駅着の電車もありましたが2分しか乗り換え時間がない。よって安全策で始発できましたが、、、杞憂でした。

6:25着の電車の乗客をすべて回収するのを待ってからバスは出発しました。
始発バスの乗客は11人。若者なんていません。
40代の私と30代の奥さんが最年少の感じ。。。

そのうち4人は川乗橋で下車していきました。

鷹ノ巣山周辺は登山道が沢山あり頂上へ向かうにも何個か登山口があります。
大きく分けて北側の日原と南側の奥多摩湖方面の2方向から登ることができます。

少しでも楽したければ奥多摩湖方面から登ることをオススメします。

6:50 東日原バス停

結構な山道をバスに揺られること20分ちょっとで、終点東日原へ到着です。
すれ違いができないような細い道を大型バスでぐんぐん登っていきました。
落ちたら死んでしまいそうな崖を横目に。。。

バス停直前まで人の気配がしない山の中だったのに、バスを降りると突然集落が現れました。
人間ってすごいな。こんなところにも住んでいるだ。。

営業しているかわからない商店。
看板が子供のころ田舎で見た雰囲気にそっくりだ。。

街中を歩いていると結構な音量で7:00のチャイムが。。。
休みでも村人は強制的に7:00に起こされるのかな?

9/1のこの日はどうやら地域の神社の例大祭のようでした。

7:02 中日原バス停

終点の東日原バス停の先を10分ちょっと民家の間を進むと中日原バス停がありました。
休日は東日原が終点ですが、平日はその先の日原鍾乳洞までバスは運航している様子。

平日ならこの中日原バス停が登山口最寄りのバス停になります。

7:04 登山口

中日原バス停からすぐに登山口が。
ここで地元のおばちゃんがいたのでしばし会話。

”稲村岩尾根はきついから、奥多摩湖方面へ下山したほうがいいよ”
”へぇ~ホントですか!そうするようにします”

一応下調べして大体わかっていますがせっかくの親切、ありがたく頂戴しておきました。

最初は民家の間の階段をどんどん下ります。
すぐに林に入りますが、日の原川に向かってさらに下ります。

これからきつい登りが待っているのに、あまり下がりたくない気分でした。

7:12 巳の戸橋

下りきると、立派な橋にでました。
ここでいったん川を渡ると、いよいよ登りが始まります。

危険個所はないとはいえ、道は細いので注意です。
先ほど渡った日の原川に沿ってしばらく進みます。

ところどころに看板がありますが、方向だけで自分がどれくらい進んでいるのかはコース全体を通してわかりませんでした。
高尾山のように残りの距離とか書いてほしいな。何合目とかでもいいから。

川に最接近、何回かジグザグにわたりながら進みます。
少し”棒の嶺”のコルジュに似ていて楽しかったです。

橋も年季の入ったものがほとんどで何本かは使用不可になってて迂回させられました。

昨今の異常気象の影響なのか倒木も結構ありました。危険はないですが。。。
まだまだ緑が鮮やかで気持ちいい。

川を離れてからも登りは程よくあり準備運動にはぴったりでした。
この日はこの時期にしては涼しかったようで、汗は出ますが暑さをそんなに感じることはありませんでした。

8:00 稲村岩

入山から一時間ほどで稲村岩のコルに到着。
先客のご夫婦が休憩していました。
こちらのご夫婦は山頂まで抜きつ抜かれつで何度もすれ違うことに。。。

稲村岩は登れるようですが、ここから奥多摩三大急登の稲村岩尾根が始まると思うととても登る気にはなりませんでした。単に年取っただけかな?

ここからはずっと尾根道になります。
いきなりの急登が立ちはだかります。

普通の山で結構”急な登りだな”というところが連続して現れます。
しかも、この日は曇りの天気でずっとガス。
はじめは幻想的で気持ち良かったのですが。。。

これでもかと続く急登に序盤でかかとに違和感が。。。
どうやらずっと急なのでかかとが靴擦れを起こしそうな予感がしたので絆創膏を早めに貼っておきました。

はじめは登り甲斐があって楽しかったのですが、延々と続く上り坂にうんざりし始める。。。

登山をしている最中の8割がたこの景色です。
皆さんはどうなんでしょうか?

同じ場所ではありません。
ちゃんと時系列で掲載しています。
登っても登っても先の見えない登りにそろそろ飽きてきました。

チェックポイントが少ないのも退屈な原因です。
なんか同じとこずっと登っている感覚になってきて、ルーティンワークから抜け出せない気分に。。。

先もモヤがかかっていて全然見えないし。。。
尾根以外の山だと先が明るくなってきたら大体頂上が近いとわかりますが、尾根沿いを登っていると明るい部分がよく見えるので”もう少しかな?もう少しかな?”と思わされちゃいますね。

全然まだまだだったけど。。。

登るたびに霧が深くなっていく、、、
っていうか霧の中に自ら突っ込んで行ってるのか。。

休みたくても平らな所なんてないくらい登りが続きました。

自分がどの辺にいるかわからないけど、ずっと登りっぱなし。。
コースはわかりやすいのでこんなガスの中でも迷うことがなかったのがせめてもの救い。

はじめて花らしいものがありました。
単調な景色の中に黄色の花が映えてました。

一向につかないし、どんどんガスが濃くなってきました。。
お尻の筋肉が悲鳴を上げています。
この時は、心の中で”この一歩一歩確実な歩みの積み重ねは確実に頂上に近づいてるはず”と延々リピートしていた気がします。

なんか看板がある!
先も明るいし頂上来たか?

10:07 ヒルメシクイのタワ

まだでした。。
標高が1500mと書いてあって愕然とする。
あと200m以上登らなくっちゃならないのか><

早く頂上についてご飯を食べたい一心で休むことなく通過。

もう登ることにうんざりしてきましたが、気合で登ります。
絆創膏を貼ったかかとが痛い。。。
筋力よりもそちらの方が心配でした。

このフェイクゴールに何度騙されたことか。。。
一歩一歩ゆっくりゆっくり確実に登っていきます。登るしかない!

そうそう、カメラの不調ではありません。実際こういう景色でしたので。

1500mを過ぎると苔が結構生えていて八ヶ岳を思い出しました。
久しぶりの登山なのでいろんなこと思い出している気がしますが、意識はしっかりしてます。(走馬灯ではない)

明るくて広い場所に出ました。
さすがにもう少しかな?

多分コースタイムは大幅にオーバーしていたと思います。

10:39 鷹ノ巣山山頂

広い所を抜けた先にやっと山頂が現れました。
遠すぎだよ、鷹ノ巣山

休憩抜いてもほぼ3時間登りっぱなしでした。

ご褒美の景色は。。。。

うん、知ってた><
天気が良ければ富士山が見れるそうです。
富士山どころか20m先も見えなかったけどw

やっぱり山頂でご飯でしょ。
暑いかな?と思ったけど、寒かった山頂でカップ麺は大正解!
久々のジェットボイルもちゃんと使えたw

石尾根って雲取山から奥多摩駅まで縦走できるんですね。
長すぎてする気ないけど。。

山頂は石尾根の途中で広かったけど、10人もいませんでした。

11:15 山頂出発

たっぷり休みたいけど、下りの方が時間がかかるんだった。
雲取山の石尾根は広くて快適だったイメージなので、下山問題は傾斜というよりは距離との戦いになりそうです。

気持ちのいい石尾根はいずこへ?
思えば山頂付近が一番ガスが濃かった気がします。

とはいえ、稲村尾根と違い広くて歩きやすい尾根です。
登りと一緒で先が見えない道のりをいきます。

稲村尾根では貴重なお花だったのですが、こちらは日向側なのか同じ花が群生していました。
霧の中に黄色く浮かび上がる花は幻想的でした。

一際ガスの濃い中を下山。
今回で一番の濃霧ポイントは山頂直下のここでした。

なんか死後の世界みたいだな。
写真載せる意味あるのか?ってくらい眺望がない。

雨は降りませんでしたが、こんなガスなので奥多摩駅側から登ってくる登山者は数えるくらいでした。

広い道時々急斜面といった具合の石尾根。

ここはかなり急でしたので慎重に下りました。

何か所かあった案内板ですが、残り距離もなく同じ看板ばっかりなので何の参考にもならず。
情報量の少なさに看板見つけるたびにがっかりしてました。

こういう道が出てくるとうれしくて写真を撮りまくっていた気がします。

12:56 水根分岐

こちらの分岐から水根方面に下ると奥多摩湖方面に下山できるようです。

下り始めて2時間で太腿前面とつま先が痛くなり始める。。
緩やかな斜面が多いとはいえずっと下ってますので、ずっと踏ん張っていることになります。

ここら辺から奥さんのペースについて行くのがつらくなり始めました。

平坦な道に出ると幸せな気分になりました。
太ももが喜んでる!

ザレバあり、緑あり、花あり、落ち葉ありととても変化にとんだ尾根道ですね。
霧も薄くなってきて高度がだいぶ下がってきたようです。

ぬかるんだ固い赤土と木の根の道。
しかも結構傾斜きつい!

踏ん張りの利かなくなった私はここで盛大に尻もちをついてしまいました。

バナナツリー。
人の手によるものなのか、野生の仕業か。

気が付けば登山道周辺の木はすべて杉の植林ゾーンに入っていました。

13:25 三ノ木戸山分岐

なんかもうすぐ下山の雰囲気がしてきましたが、時間的にはまだ半分でした。

ここからはいつも登っている高尾山に雰囲気が似てきましたが、絶対的に違う点があります。
それは、

地面が柔らかい!

高尾山は過多の登山者を受け入れているため土の地面がカッチカチです。。

14:36 稲荷神社

延々と続いていきそうな杉の植林の中を一時間ほど下ると小さな神社が現れました。
もうつま先痛くて限界!

こちらの写真を撮るための階段数段上がるだけで苦痛でした。

長かった登山道もここで終点のはずでした。
靴のひもを緩めポールをたたんで、街中モードに入りましたが。。。

そう思ったのもつかの間、また登山道へ引き戻される。。。

15:09 羽黒三田神社

先ほどのよりも立派な神社がありました。
がそんなのどうでもよかったです。。

思えばこの頃は、生まれたての仔馬のようにプルプルする足腰で一歩一歩牛歩のように下ってました。

ここでホントにホントの登山道の終点。
とはいっても奥多摩駅までは、まだ少し歩かなければならず。。。

こんな坂道でも苦悶の表情で下っていました。
向こうに見える奥多摩駅周辺の街並みがすごく遠く感じてました。

この頃の近道7分は近道ではありません。
今すぐ奥多摩駅にワープしたい気分でした。

15:41 奥多摩駅

足を引きずりながら奥多摩駅到着。
9時間かけて歩いて戻ってきました。
登山でなければ何の意味もない行動ですねw

達成感ってよりは安堵感しかありませんでした。

汗を何重にも書いては乾いての繰り返して軽く異臭がする体でしたが、駅より徒歩15分の”もえぎの湯”まで行く気力はありませんでした。

おまけ:帰りはお決まりの河辺温泉”梅の湯”で

もはや奥多摩登山の際の立ち寄り湯の定番と化している”梅の湯”へ。
ここは駅から徒歩1分の好立地なので、週末は奥多摩方面の登山客でにぎわっています。

6年ぶりに訪問したのですが、気になる変化が。。。

源泉のお湯はかなりトロトロヌメヌメして美容液のような感じでしたが、この日はサラサラまでいきませんがだいぶ以前の印象と違いました。

鷹ノ巣山登山を終えて

富士登山の予行演習の位置づけで、似たような標高差を選んで登りましたがきつかったです。
登山を終えて3日後現在も依然酷い筋肉痛で階段の上り下りが難儀してます。

下山直後はつらい思いしかなかった鷹ノ巣山ですが、ブログを書くにあたって振り返ってみると、とても変化に富んだいいコースだったと思います。
前半の渓谷沿いの登山道、登りごたえのある稲村岩尾根、広い石尾根の下山等々ガスで眺望がないにもかかわらずそれなりに楽しめました。

誤算は自分の体力のなさでしたね。
もうちょっと体力をつけてから来るべき山でした。
今回は富士山へ向けたトレーニングと割り切って覚悟していたので、想定の範囲でしたが気軽にハイキングに来る山ではないな。と思います。

でも最高峰の雲取山を登って奥多摩制した気になっていましたが、まだまだいい山が奥多摩にはあるぞ!と再認識できる山でした。

【体験談】【育児】立飛ららぽーと3Fにある遊べるビュッフェダイニング”KIDS BEE”に行ってきました

子供の夏休み最終日にららぽーと立飛にある”Kidsbee"に行ってきましたのでレポート。

Kidsbeeとは?

”3世代で楽しめるビュッフェダイニング”と謳っている、ビュッフェと子供向けの屋内遊技場が一緒になった施設です。
子供を遊ばせているうちに親たちはゆっくり食事や歓談など楽しめるので、”わんぱくっ子がいてゆっくり食事ができないっ”ていう家族にはもってこいの場所です。

基本情報

営業時間

・年中無休(施設の休館日は除く)
・ 営業時間
【平日】10:00~21:00(最終入場 19:00)
【休日】10:00~22:00(最終入場 20:00)

料金

HPより抜粋

HPより抜粋

その他

ドリンクバー 200円
アルコール飲み放題 1100円~1500円

すべて2019年8月現在の情報です。
詳しくは公式HPにてご確認ください!

店内の様子

入口の受付でコースを言うと席に案内されます。
料金は後払いのようです。

時間に関しては店員は声がけしてこないので制限時間を過ぎたら自動延長となりますのでご注意!
(ちゃんと受付で説明してくれます)

ビュッフェ

まずは食事のメインエリアであるビュッフェ。
ランチとかディナーという観念はなく時間制の食べ放題スタイルなので、何時に行っても食事が保温され並んでいます。

まずは、メインのごはんから。
白飯、うどん、コーンスープやみそ汁などがあります。

おかず関係です。
こちらは洋風のものが多い印象でした。

サラダもちゃんとありますよ。

デザートはミニケーキやゼリー、アイスクリームなどがあります。
また、かき氷や綿あめなんてのもあるので子供は喜びそうなものばっかりでした。

ドリンクバー

コールドドリンクは炭酸と無炭酸のサーバーが一台ずつ。変わり種のイチゴミルクとか抹茶ミルクがありましたが、メインの炭酸やジュースは大人には少々物足りない印象です。

ホットドリンクは、コーヒーのみです。
こういうところのはあまりおいしくないんだよね。

食事関係の感想

正直ビュッフェの食事は、おいしくありません。
とてもじゃないけど3世代じゃぁ楽しめない味です><。

子供中心の施設ですので、仕方ないと思いますがもうちょっと品数を減らしてでも味のクオリティーをUPしないと親&シルバー世代にはきついですね。

食事はおまけと割り切ったほうがよさそうです。

遊具関係

次は子供のあそび場を見てきます。

ジャングルスライダー(すいすいスライダー)

全長10mと屋内にしては結構長めの滑り台。
プラスチック素材で結構滑るので靴下をはいている子はご注意を。
でも子供たちは汗だくなので、短パンとか皮膚の露出が多いと汗でそこまで滑らなかったようです。
店員さんが定期的に巡回してきて逆登りや立ち降りなどしていると注意してくれますが、いなくなった途端にカオス状態になってました。。

アクションボール

何個か仕掛けのあるボールルームです。
ボールはよくあるボールプールにある柔らかいボールです。
部屋は四方ネットが張ってあり入口以外は囲まれていますが、結構入り口からボールが飛び出してきますw

第一の仕掛け。
黄色のところの穴よりボールをどんどん入れると”らせん状のコンベアー”に上へ運ばれます。
かごにボールがいっぱいたまったらランプがついて、そのすぐ後にかごがひっくり返って一気に落ちてきます。

2~3分おきだけど、ボールが落ちてくると子供は大はしゃぎでした。

別の壁面には、最近よく見かけるプロジェクションマッピングの仕掛けがあります。
ボールを投げて鍵盤に当たるとその鍵盤の音階の音が出る仕組みになっています。

時間ごとに何個かヴァージョンがあり、虫歯を退治するものもありました。
得点制になっていて倒せば倒すほど点数が増えるのですが、気にしている子供はいませんでしたね。
歯磨きの習慣がない子や嫌がる子にはいい刺激になるゲームですね。

3つ目の仕掛けは、ボール噴水です。
下にボールを入れると空気で吸い上げて上から飛び出してきます。
上に行ったボールの何個かは上下にふわふわ浮いたり沈んだりします。
うちの息子はその様子を見て狂ったように喜んでましてた。

アスレチック&ボールプール

お城風の入口から入って下記のボールプールまで、階段を登ったり障害物があったりとちょっとしたアスレチックコースになっています。

こちらのボールプールにスライダーで滑り降りてきてゴールです。
ボールプール側からも入れるので、ボールプールで遊んでいる子供もいて結構カオスな状態でした。ボール以外のものも持ち込んじゃっているし。。(後で店員さんがブロックは全部出していました)

ボールプールの脇にはサンドバックがあり他の子と接触しないよう蹴れるように個室になっています。ぶら下がって遊ぶのもありですね。

体を動かせるアトラクションは以上になります。

その他

おままごと用のトラックや狭いですがハイハイスペースもありました。
こちらは3歳児以下向けですかね。

まとめ

休日のお昼時には入場制限&整理券配布ですぐに入れなかったりしますが、平日は比較的すいていました。
正直食事はいまいちなので、おすすめの利用方法はほかで食事をしてランチタイムがひと段落する14時以降に”遊具のみプラン”で利用すれば安く済みます。ソフトドリンクバーはついてきますので。
館内の規模と遊具の数からして一時間ほど遊べば子供も満足すると思います。

ショッピングのついでに、雨の日や猛暑日にいかがですか?